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本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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セブンの店舗が、バイト病欠でアルバイトに「罰金」

これはまあ、端的に言ってヒドイですね。

セブン−イレブン:バイト病欠で「罰金」 女子高生から9350円 東京の加盟店 - 毎日新聞


コンビニエンスストア最大手、セブン−イレブンの東京都武蔵野市内の加盟店が、風邪で欠勤したアルバイトの女子高校生(16)から9350円の「罰金」を取っていたことが分かった。セブン−イレブン・ジャパンは「労働基準法違反に当たる」として、加盟店に返金を指導した。


風邪で休んだアルバイトに、代わりシフトに入ってくれるスタッフを見つけなかったから、という理由で給料から「罰金」を天引きしたようです。よほど経営状況が悪いのか、それともそうやって「指導」すればスタッフがよく働くようになるといったようなとんでもない勘違いをしているのかはわかりませんが、さすがにこれはマズイでしょう。

労基法91条(制裁規定の制限)の「労働者に対して減給の制裁を定める場合、減給は1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が賃金総額の10分の1を超えてはならない」に違反するようですが、そもそも、雇用契約を結ぶときにそんな条件が提示されていたのでしょうか。されていなければ、たとえ少額であってもまずいのではないでしょうか。

あと、同様に他のアルバイトから「罰金」を取ってきたことはないのでしょうか。もしあったのなら、それもまた大問題です。

もちろん昔から多少はあったのでしょうが、ここ最近のコンビニ店舗数の激増で、オーナーとしての基本的な素養や知識がない人がたくさんオーナーになっているのではないかという懸念がどうしても立ち上がります。それで短期的に困るのはもちろんその下で働くスタッフですし、長期的にはストア・ロイヤリティにも影響を与えることになっていくでしょう。

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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 11:39 * comments(3) * trackbacks(0)
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B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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セブンの「ゆず辛チキン」

小ネタです。

セブン・イレブンのカウンターフーズ「ゆず辛チキン」が最近のお気に入りです。



柚子胡椒風味と表現するのが一番近いでしょうか。少し重くなりがちな揚げ物に、さわやかな風味が乗っていてなかなかバランスが良いです。こういう商品力はさすがセブンです。
Rashita * 新商品 * 16:01 * comments(1) * trackbacks(0)
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B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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予約をノルマにしては……

恵方巻販売ノルマに対するツイートが話題 コンビニの「自爆営業」の実態 - ライブドアニュース


節分に食べる「恵方巻」の販売ノルマを課せられたと、コンビニのアルバイトとみられるツイートが2017年に入って相次ぐ騒ぎになっている。しかし、大手コンビニの本部では、ノルマを店側に課していることを否定している。


もちろん、スタッフにノルマを課すことは労基法の違反なわけですが、「一人○○個を目標にしよう!」というのは別に違反ではないわけですね。で、そういう圧力みたいなものを高めていくと、強制の文言はなくてもそれに近い事態にはなってしまいます。でまあ、それはグレーなわけです。

こうした予約商材に置いてはスタッフの協力が不可欠なわけですが、それが「スタッフに負担を押しつけて、お店が売上げを作っている」となってしまっては、どう考えても健全ではありません。まあ、コンビニの構造自体が、本部がオーナーに負担を押しつけて気味なところはあるわけですが、それはそれとしてスタッフへのノルマの強要および、「予約とってこないと、どうなるかわかってる?」的なプレッシャーもぜひとも避けてください。

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Rashita * コンビニ・コンサルタント * 11:53 * comments(0) * trackbacks(0)
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B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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クレーム対応

人間ですから、どのようなスタッフだってミスをすることはあります。

でもって、お客さんも人間ですから、それで猛烈に怒られることもあります。こればかりは仕方がありません。

で、怒っておられるお客さんというのは、瞬間沸騰的な怒りに身を任せている場合と、そうでない場合があって、前者の場合であれば、ゆっくり話を聞いて落ち着いてもらえば、それなりに納得してもらえることが多いです。逆にそこで対応を誤ると火に油を注ぐことになりますので、注意が必要です。

気をつけたいのは、お客さんは直接的な利害について怒っているというよりも、むしろ「適当に扱われた」「不当な扱いを受けた」というような感覚で怒っていることの方が多い、ということです。はたからみれば「たかだか10円20円の話じゃないか」という気もするのですが、その金銭的な絶対値はたいした意味を持っていません。自分がちゃんと対応されていない、と感じていることが問題なのです。だから、その対応をぞんざいにしてしまうと、よけいに「やっぱりそうだ」となってしまうわけですね。

そうやってお客さんを失っていても構わないという攻めの接客を目指しておられるならばともかく、そうでないのなら上記のようなポイントを踏まえておくとようでしょう。

えっ、瞬間沸騰的な怒りに身を任せていない場合は? それはまあ、はい、専門的なお話になりますので……。

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Rashita * コンビニ・コンサルタント * 11:41 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ローソンが、全店で「アリペイ」対応へ

昨日に続いてローソンの決済話。

ローソン 全店で中国人旅行者がスマホで支払い可能に | NHKニュース


今月28日から始まる中国の旧正月・春節に合わせて日本を訪れる中国人旅行者の需要を取り込もうと、コンビニ大手の「ローソン」がスマートフォンを使って簡単に支払いができる中国の決済サービスをすべての店舗に拡大することにしました。



中国の「アリババ」グループが運営する「アリペイ」というサービスで、スマートフォンの画面に表示されるバーコードを端末で読み取るだけで支払いができる、というものです。

でもって、このアリペイですが、中国で4億人以上が利用しているサービスのようです。すごいですね。やはり桁が違います。

イメージとしては海外からのお客さんに対してはセブンが一歩リードしているイメージがありましたが、こうした決済は結構決定的なインパクトを持ちうるので、まだまだわかりません。

ただし、決済サービス自体は対応も簡単です。

ローソン、アリペイで崩す「現金の壁」  :日本経済新聞



ただ、アリペイの提携先は他社に広がる可能性もあり、ローソンが先行者利益を維持するには購買履歴を商品開発やマーケティングに生かせるかが焦点だ。


記事で指摘されているとおり、先行者であるのはメリットですが、その間に何か別の差別化要因を生み出せないと、後続者が追いついてくるのを待つだけになってしまいます。そのあたり、具体的にどんな施策が出てくるのかは楽しみですが、ローソンがここらへんに力を入れていることだけはよくわかります。

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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 12:24 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ローソン全店舗にて、LINE Payの「コード決済機能」に対応

最近金融関係の話がいろいろ出ているローソンですが、新しい決済に全店舗対応したようです。

LINE Pay、ローソン全店舗が「カードなし決済」に対応──ポイント付与は? - Engadget 日本版


LINEは1月24日、スマートフォン向け決済サービス「LINE Pay」が、ローソンの全店舗においてカード不要で決済できるようになったと発表しました。


今回対応したのは、「コード決済機能」というもの。これまでも「モバイル決済 for Airレジ」というのがあるお店なら対応していたようですが、今回はこれがローソン全店舗で使えるようになったとのことです。

まあ、実際どのくらい利用者がいるのかはわかりませんが、LINEの浸透率を考えると、今後は重要な位置づけを持つようになるのかもしれません。

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倉下忠憲 2014-09-28

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仕事を手放すこと

オーナーにしろ、店長にしろ、コンビニの場合は「プレイングマネージャー」であることが大半です。実際の現場の作業もこなしながら、マネージャーとしての仕事もする、ということですね。

で、たいてい店長なりオーナーさんは、現場の仕事もできる人なので__もちろん、例外はありますよ__、ついつい「自分でやってしまう病」を発動させがちです。言い換えれば、他の人に仕事を任せられないのです。

しかしながら、マネージャーがやる仕事には、マネージャーしかできない仕事と、マネージャーでもスタッフでもできる仕事があり、どちらに注力すべきなのかは考えるまでもありません。現場の仕事を軽視していいわけではありませんが、かといって全部を抱え込んでいては、クリティカルな仕事が置き去りにされてしまう可能性もあります。

よって、できるだけスタッフに仕事を任せ__それはつまり仕事に対する顕現と裁量を与えるということです__、自分は自分の仕事に専念できる環境を作った方がよいでしょう。

というのは、理屈ではわかるのですが、やっぱり仕事を任せようとすると、いろいろ気になることが出てきたり、イライラしたりすることがあります。任せたばかりのころはミスも多く、その対応のために普段より多く時間が取られることもあるでしょう。

でもそれを、時間の投資と捉えておきましょう。その少し過剰な時間の投資をしておけば、いつかは自分の時間の削減となって返ってきます。この長期的なトレードオフが計算できない限り、永遠にタスクオーバーフローの状況が続くことは間違いありません。

しかしこれには二つ条件があります。

・人員がきちんといること
・その人員が長く勤めてくれること

人手不足ならそんな悠長なことは言っていられませんし、またどれだけ人を鍛えてもその人がすぐに辞めてしまうなら、時間投資は無駄です。

そう考えると、やっぱり人件費は大切なわけです。本部はこのことをよくご存じでしょうけれども(あるいはそう願いたい)。

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Rashita * コンビニ・コンサルタント * 13:03 * comments(2) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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セブン、工場も含めて沖縄に出店計画

セブンイレブン、沖縄で200店計画 工場など供給網も - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース


コンビニ最大手のセブン−イレブン・ジャパンは20日、沖縄での出店計画について2019年2月期(18年3月〜19年2月)をめどに進出し、将来的に200店舗以上を目標としていくことを明らかにした。弁当や総菜の専用工場を沖縄で造るため、200店舗は工場運用の採算分岐を上回る規模としている。


セブンの沖縄出店の計画が少し明らかになったようです。将来的には200店舗規模ということで、すでに出店しているローソンやファミリーマートに迫る数になるようですが、その数はやはり「工場運用の採算分岐を上回る規模」が一つの基準となっているようです。

沖縄は離島なので、専用の工場を作る必要があり、その工場が利益を生むには最低でも200店舗のコンビニが必要ということですね。意地悪く見れば、200店舗のうちのいくつかは、そうした工場のための「数合わせ」の店舗とすら言えるかもしれません。もちろん、そうでないように出店立地は精査されるでしょうが、すでにコンビニが500店舗以上出店していることも考えると、そこにさらに200店舗を作るのは簡単ではないでしょう。

まあ、こういう店舗数ありきの出店は本土でもあるとは思いますが、まあ、今後の沖縄のコンビニ競争は激化していくでしょう。

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2016年、コンビニ売上げ

コンビニ売上高、16年0.5%増 店内調理品など好調  :日本経済新聞


日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した2016年の全国のコンビニエンスストアの既存店売上高(速報値)は、前年比0.5%増の9兆6328億円だった。プラスは2年連続だが、伸び率は15年の0.9%から減少した。


2016年の速報データが出てきたようです。0.5%の微増。ほとんどプラマイゼロに近いところが気になりますし、さらに2015年よりもプラス値が減少している点はもっと気になります。

平均客単価は1.0%近いプラスなのですが、客数が0.5%減と足を引っ張っています。でもって、2年ぶりにマイナスということで、先行きの怪しさがうかがえます。

というか、全体的に今後も客数の減少は進んでいくでしょう。人口減で総店舗数が増えているのだから、必然的な帰結です。もちろんまだ「余地」があるところはあるでしょうが、全体をみれば客数の減少はじりじりとながらも継続的に続いていくでしょう。

となると、いかに客単価を取るのか、という話になってきます。もともと客単価をとることの重要性は高かったわけですが、今後はほとんどそれしか生き残る余地がない、ということになるのかもしれません。その意味で、本部の商品開発力は生命線の一つとなるでしょう。あとは、リピーターを確保し、一品でも多く買ってもらえるお店作りができるかどうか。その両輪が回ってこそ、ということになっていきそうです。

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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 11:32 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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注意の仕方 2

前回、注意の仕方について書きましたが、その続き。

まず注意をする際は、なるべく具体的に言いましょう。「ちゃんとやっておいて」みたいなのは言われた方としても困惑するだけですし、改善は望めません。具体的に何をすればいいのか(あるいは何をしていいのか)を明示すべきです。

あと、自分の発言にきちんと整合性があるかも気にしておきましょう。一週間前に「Aしておいて」と言いながら、今週に「なんでAしているの?」と注意するのは不条理ですし、そういうことを言っていると信頼を失います。

あと、蛇足ですが、なんでAしているの?」というような本当は答えを求めていない尋ね方(修辞疑問と言います)もあまりよろしくありません。どうせだったら、本当に関心を持って、なぜそういう状況になってしまったのかを聞いてみるのが良いでしょう。そうすれば、根本的な問題解決のアイデアが思いつくかもしれません。「ちゃんとして」だけ言ってそのまま放置するのは少なくとも管理者の仕事でないことはたしかでしょう。

閑話休題。

また、自分が伝えたことを相手が理解したのか確認することも大切です。実際にやってもらったり、あるいは相手の言葉でもう一度説明してもらう、というやりとりをすると話が伝わっているのかそうでないのかが見えてきたりします。手間はかかりますが、やっておけばコミュニケーションの齟齬はかなり減ります。

あと、最後ですが、「一度注意しただけで、完璧に直ると思ってはいけない」ということは肝に銘じておきましょう。簡単に直るようなこともあれば、そうでないこともあります。自分だって似たようなミスを繰り返すことはあるでしょう。ミスを繰り返したからといって、「不真面目」だと断罪するのは軽率です(もちろん、不真面目なこともあるわけですが)。

以上のようなことに気をつけておくと、スムーズな注意ができるようになるでしょう。多少忍耐力のようなものは必要ですが。

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Rashita * コンビニ・コンサルタント * 11:32 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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