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本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ファミリーマート楢葉町上繁岡店が営業再開へ

小ネタ、と言っていいのかはわかりませんが、とりあえずご紹介。

ファミマ、避難指示区域内初の24時間営業 福島・楢葉(朝日新聞デジタル)

ほぼ全域から住民が避難している福島県楢葉町で30日、コンビニエンスストア1店が24時間営業を始めた。県などによると、東京電力福島第一原発事故による避難指示区域では、同町や浪江町でコンビニやスーパーなどの店舗が営業しているが、24時間営業の店は初めて。


避難指示区域内で24時間営業というのは、いささかちぐはぐ感がありますが、実際はそこで作業している人たちもたくさんおられるのでしょうから、数字的に無理ということはないのでしょう。住民の帰還開始の目標時期が今春以降と設定されているようで、その辺りを見越した先行投資と言えるかもしれません。

なんであれ、コンビニやスーパーというのは一種の「日常」の象徴みたいなものです。そこで当たり前に買い物ができる風景が戻ってくることを祈っております。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 10:39 * comments(0) * trackbacks(0)
本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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どれだけ細かく教えるか

スタッフに仕事を教えていると、ちょっと悩むことがあるかもしれません。それは、

「どれだけ細かく教えるか」

という問題です。

1から10まで丁寧に教えるのか、それとも要点だけ教えて、後は本人の学習に任せるのか。前者であれば、時間がかかりますし、後者であれば、本人任せの部分が大きくなります。なかなか難しいところ。

一つ、理想的な答えを言えば「(教わる人の)自主性を損なわない程度に丁寧に」というのがちょうど良いあんばいです。あんまり細かいことを言いすぎると、相手の意欲を削りますし、また行きすぎると指示待ちさんになってしまう危険性もあります。

かといって、ちゃんと教えないとミスが連発されてしまいます。というわけで、「(教わる人の)自主性を損なわない程度に丁寧に」という指針が出てくるわけですが、じゃあ、どのぐらいであれば自主性を損なわないのか、という問題が次に出てきます。

これは、もう「人による」としか言えません。

こういう教え方をしておけば万人にOK、というものはありません。理解力のある人もいれば、10説明して欲しい、という人もいます。だから、教える人は相手のことをしっかり観察しなければなりません。

ものすごく当たり前のことを書いているわけですが、案外きちんとやろうとすると難しい仕事であることに気がつかされます。
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Rashita * コンビニ・コンサルタント * 12:00 * comments(0) * trackbacks(0)
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B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ローソンが、ストア100を縮小へ。ローソンマートは撤退

まあ、やはりといった感じ。

「100円ローソン」260店閉店 小型スーパーも撤退(日本経済新聞)

ローソンは100円の商品を中心とする「ローソンストア100」の2割超に当たる約260店を閉店する。小型スーパーの「ローソンマート」事業からは撤退する。低価格の小型店を積極出店するスーパー各社との競争激化で苦戦していた。一部店舗は医薬品販売を併設するコンビニエンスストアなどに転換する。消費増税の影響で消費低迷が長引いており、小売業界で事業の再構築の動きが広がりそうだ。


いくつか情報を整理しておくと、

・ローソンストア100は現在約1100店、ローソンマートは39店を展開
・ローソンストアは約260店舗、ローソンマートは完全撤退
・閉店になるローソンストア100の大半は直営店

という感じのようです。

おそらくローソンストア100の方も、今後時間をかけてじわりじわりと縮小していくのでしょう。価格競争が厳しくなっていく中で、利益を出しにくくなっている点と、今後もし景気の動向がプラスに動くならば、当然それは軽めのインフレを伴うので100円ショップという形態に限界がある、という読みがあるのかもしれません。

ローソンマートについては、位置づけが恐ろしく中途半端だった、ということでしょう。ローソンというチェーンから見れば、もしかしたらカニバリは少なかったのかもしれませんが、他企業からの攻勢は当然あるわけで、本気の展開をしなければまともなポジショニングなど確立できるはずがありません。

展開からわずか1年で撤退と記事にはありますが、これは英断と言えるでしょう。立てた計画に固執して、意味のない投資をずるずる続けるよりも遙かにマシです。どう考えたところで、そのポジショニングの争いに参加することはローソン全体にとって得策ではなさそうです。

コンビニはもともと安売りには向かない業種なわけで、いかに付加価値を付けていくか、ということに投資を集中した方が良いのでしょう。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 11:42 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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セブン銀が、セブン内に窓口を

セブン銀、コンビニ内に有人店舗 外国人客に対応(朝日新聞)


セブン銀行は30日、福岡市の博多駅前の「セブン―イレブン」内に有人店舗を開く。同行がコンビニエンスストア内に有人店を出すのは初めて。企業の外国人従業員や留学生らが海外の実家などに送金する需要を取り込む狙いがある。


コンビニの中にATMがある風景はすっかり見慣れましたが、銀行窓口があるのは新鮮ですね。よほど外国人需要が多いのでしょうか。なかなか面白い試みです。

もちろん、これはセブン・イレブン、セブン銀行だから(ある程度)スムーズに実現できることなんでしょうが、何か似たような試みもできるかもしれませんね。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 10:43 * comments(0) * trackbacks(0)
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B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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教えるときに気をつけたいこと

さて、コンビニの店長やスタッフ・リーダーは、「人に仕事を教える」ということが仕事の一部です。

で、その際に大切なことってなんでしょうか。

もちろん、いくつかあるわけですが、一番大切なのは「話を聞くこと」です。そう、優しい言葉遣いをするとか、丁寧に教える、ということではなく__それも大切ですが__、ちゃんと話を聞くこと。一方的に言いっぱなしにするのではなく、相手がちゃんと理解しているかを確かめる。相手の考えを確かめる。そういうことをきちんとやることです。

だいたい一回言ったぐらいで完璧に理解せよ、という方が無理なわけで、加えて自分がちゃんと説明できているかどうかすら曖昧です。教える人がよくやるミスは「わかっている人にはわかりやすい説明」というもので、これは初心者にはまったく意味不明なのですが、教えている側にしてみると、なぜわからないのかわからない、という状況になってしまいます。

で、そうした状況を完全に回避するのは難しいので、とりあえず相手の話を聞くようにしておくことです。

世の中には、はい、と答えるしかない雰囲気で「わかりましたか?」と聞く人がいますが、もちろんそういうのでは全然ダメです。「わからないことがあったら聞いてください」は少しマシですが、それよりも具体的な例題みたいなものをだして、相手が本当に理解しているのかを確認したり、復唱してもらったり、相手に問題を作ってもらったり、ということをやってもらうのが良いでしょう。

いささか面倒な感じがしますが、まあ、それが仕事なので仕方ありません。きちんと、仕事を教えるようにしておくと、しょーもないミスが減るので、最終的には自分の仕事も減りますので。
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Rashita * コンビニ・コンサルタント * 11:13 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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やはりオーナーも不足気味なのかと

ローソン社長「消費好転の兆し、5月が勝負」(日本経済新聞)

 「基調は弱いが、それでも年明けは少しずつ明るくなっている。昨年夏以降、消費の地合いは天候不順などで芳しくなかったのに比べ変化の兆しはある」


記事のタイトルみて、「ほんとかよ」と思わず突っ込んだんですが、そんなに甘いことが書かれているわけではありません。好転の兆し、というのは要するに「下げ止まった」というのを前向きに表現しただけですね。今後、もしかしたら足踏み状態が続くかもしれませんし、やっぱり徐々に下がっていくことも考えられます。

下げ止まったから、後は上がるだけ、みたいな考えはさすがに甘すぎる状況認識なので、ほっとしました。

社長の発言で気になる部分があるとすれば、「パートやアルバイトだけでなく、加盟店希望者も集まりにくくなっている」というところ。以前から指摘していますが、加盟店希望者が集まらなければ、そもそもとして日本のコンビニのフランチャイズシステムは立ち行きません。AタイプからCタイプがメインとなって、オーナーになるための敷居は随分と低くなりましたり、現状はさまざまな支援策もありますが、やはり「やりたい」と思う人が出てこないとどうしようもありません。

でもって、本部的には経営力のあるオーナーさんにお店を任せたい希望もあるでしょう。しかし、それが見つかりにくい。

そんな状況では、いくら強気な出店計画を立てても、どこかしらで破綻が起こるでしょう。無理矢理人を集めて、オーナ^を任せても、やっぱり経営力がないとお店というのは徐々に悪くなっていくものです。当然売り上げは上がらず、加えて、その地域におけるチェーンのブランド力も落ちます。良い事なんてまったくありません。

オーナーさんは、よく働いてくれるスタッフ不足に悩まされていると思いますが、本部もまたオーナー不足に悩まされる状況がやってくるのでしょう。そうなると、当然商品力・販売力のあるチェーンには、力のあるオーナーさんが集まりますし、その逆も然りです。

いろいろな視点から考えても、やっぱり二極化というか大きい勢力だけが生き残る、という形に移行していくのでしょう。

しかし、スタッフに関しては外国人の方を雇うみたいな形でしのぐことはできそうですが、オーナーさんはそう簡単な話にはできないと思うので、かなり根の深い問題な気がします。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 17:48 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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すき家が、深夜営業再開へ

少し前に、深夜営業を一部の店舗で取りやめた、というニュースを紹介したすき家さんですが、どうやら復旧するようです。

すき家 全店で深夜営業を再開へ(NHKニュース)

過重労働が問題となって多くの店舗で深夜営業を休止した大手牛丼チェーンの「すき家」は、労働環境の改善や人手の確保にめどがついたとして、すべての店舗で順次、深夜営業を再開する方針を固めました。


人手が確保できた、ということで、若干「ホントかよ!」と突っ込みたくなりますが、まあなんとかできたのでしょう。求人情報を検索してみると、その他の牛丼チェーンと似たレベルになっています。ただ、以前どうだったのかはわかりませんが。

とりあえず、ワンオペが解消され、スタッフへの過酷な負担が減るならば、良いことです。ただ、それによってすき家の利益がどう変化するのかは注意深く見守りたいところ。今年度の中間決算の最終利益が赤字だったらしいので、深夜営業の再開が、それに光を与えられるのかどうか。変化がないのなら、また人件費に圧迫がいきそうな点が気になります。
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Rashita * 小売・流通 * 13:39 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ローソンが、ツルハとフランチャイズ契約

コンビニで大衆薬、3年で100店に ローソンとツルハHD提携 (日本経済新聞)

ローソンはドラッグストア大手のツルハホールディングス(HD)と組み、ドラッグストア機能を持ったコンビニエンスストアを増やす。一般用医薬品(大衆薬)や日用品を扱い、今後3年で100店にまで店舗網を広げる。ローソンは既に自前でも同様の店舗を展開しており、消費者の多様なニーズを取り込む。


またまたこの路線での拡大です。ここ最近でよく見かけるようになりました。市場の伸びがここにある、という読みなのでしょう。

大衆薬がどれだけ売れるかはわかりませんが、ヘルスケア関連の分野は堅調に伸びていくでしょうから、まあ間違った判断ではないでしょう。ただし、今後競争が厳しくなっていったときに、採算が合うのかはわかりませんが。

とりあえず、ドラッグストアとの提携は、どうしても数が限られてしまうわけで、限られたチェーンに人材やノウハウが集約してしまう流れはありうるでしょう。おそらく二番煎じ、三番煎じは、やりにくい分野だと思います。ある程度広い売り場の確保に必要な投資、高くなる人件費、ということを考えると、中途半端に進出するのが、一番の痛手になりそうな気がします。

この辺りでも、チェーンごとの差は生まれてくるのでしょう。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 13:12 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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大前氏のコンビニ新サービスの提案

飽和状態のコンビニ市場 大前氏が常連客増やすサービス提案(週刊ポストセブン)

そうなると、本部のマニュアルにとらわれずに独自サービスを提供したり、仕入れる商品をセレクトしたりして、どのように他店との差別化を図るかで勝負が分かれるだろう。つまり、もっと店長が前面に出てコンシェルジュ化し、お客との接点が柔らかい親近感のある店にして“顔なじみのお得意さん”を増やさないと、生き残っていけないと思うのである。


当ブログで何度も書いていることですが、やはり「差別化」が重要です。以下の本でも、それについては書きました。

でもって、差別化の基本はまずは「接客」なのです。接客という土台があって、はじめて品揃えで差別化できる、と言ってもよいでしょう。目新しい商品を陳列しただけでは、物珍しいお店にしかならないわけで、リピーターの獲得には繋がりません。というわけで、やはり注力すべきは人材育成であろうと思います。

それはそれとして、上の記事の中で大前さんは、「ワインセラーサービス」(一定期間ワインを預かるサービス)を提案されていて、私みたいな貧乏人にはまったく思いつかない斬新な視点だなと関心しました。実際は、預かってしまうとその保管に右往左往しなければならないのは見えていますが、最近ワインに力を入れているコンビニも多いので、何かその次の一歩を考えることもできそうです。

最近ネット販売の受け取り場所としてコンビニを活用するという動きもあるわけで、ワイン+ネット販売、施策が作れると思います。そこに何かコンテンツを投下できればGoodでしょう。。たとえば、毎号ワインとその特徴を紹介するフリーペーパーやメールを発行したりとか、そういうことですね。で、それをコンビニで注文して、コンビニで受け取れる、という風な方向性もあるかもしれません。

そういうときに、ワイン好きのスタッフがいると最強なのですが。

ともあれ、業界としてのコンビニは徐々に飽和に向かっていますが、既存店の売り上げをアップさせる施策は、アイデア次第でまだまだ残っているでしょう。本部の健闘に期待したいところです。もちろん、個店は個店でやることがいっぱいあるわけですが。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 12:03 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ローソンも免税対応へ

セブンの免税店を以前紹介しましたが、ローソンも対応とのこと。

訪日外国人増 流通は免税対応を強化 ローソンも調整(産経ニュース)


コンビニ大手ローソンは、来月19日の中華圏の旧正月「春節」にあわせ、数店を免税対応にする方向で調整を始めた。訪日客が多い東京都内の観光地などを想定している。レジの一部を専用カウンターにし、レシートなどをもとに消費税8%分を値引きする。


都内と観光地あたりから始まるようです。ただ、以前も書きましたが観光客にぐっとアピールできる商品があるのかどうかが、一つの鍵となるでしょう。そういうまとめ買い需要を掘り起こせれば、大きな売り上げ貢献となりそうです。

ちなみに、ちょっとデータを置いておきます。

訪日外国人、最多1341万人 2兆300億円を使う(朝日新聞デジタル)

国・地域別では、1位の台湾が前年比28・0%増の282万9千人、次いで韓国が同12・2%増の275万5千人、中国が同83・3%増の240万9千人だった。中国は尖閣諸島などをめぐる関係悪化で13年は前年比7・8%減だったが、円安と免税品目の拡大で買い物目当ての客が増えた。


当たり前ですが、近所の国が上位を占め、ついで米国が4位。

対応すべき言語だとか、商品のターゲットの優先順位はとりあえず、この辺りの国を視野に入れておくのが一番でしょう。

もちろん、田舎のコンビニには(今のところ)関係のない話ではあるのですが。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 12:27 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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