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本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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駆け込み需要が、たくさんあるようで

さて、3月31日ということで、年度末であり、消費税率5%最後の日です。

買いだめ需要「想定以上」 買い物客殺到、物流にも影響(朝日新聞)


 8%への消費増税前最後の週末となった29日、量販店やホームセンターには買い物客が殺到した。「買いだめ」需要の急増で、店への追加商品の配達や宅配にも遅れが発生。物流にも影響が出ている。


昨日某イオンに買い物に行ってきたんですが、すさまじい混みっぷりでした。どうやら運送業なんかにも影響が出ているみたいです。すごいですね。

きっとコンビニでも、スーパーと値段が変わらないようなものの売り上げは上がっているんではないでしょうか。というか、タバコですね。単価が大きいので、売り上げ金額自体はかなり膨らんでいそうです。利益は別として。

とりあえず、ここまで駆け込み需要が増えているということは、4月以降は厳しさが予想されるということでもあります。

といっても、コンビニではタバコ以外は買いだめの影響はあまりないでしょうが__それでも数字の見た目的な影響は大きいですが__、それよりも消費が落ち込んでしまうことが懸念されます。

最近の企業のベアによる消費刺激と、増税での消費意欲減。どちらが上回るのか、ということでしょう。そればかりは考えてもわかるものではありませんが。



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Rashita * 小売・流通 * 09:42 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ファミリーマートが、韓国から撤退

ファミリーマートが韓国から撤退、日本型コンビニの展開困難に(Reuters)


[東京 28日 ロイター] -ファミリーマート(8028.T: 株価, ニュース, レポート)は28日、韓国の持ち分法適用会社の所有株を全て売却すると発表した。これにより、韓国での店舗展開はゼロとなる。


ファミリーマートさんは、海外出店を精力的に進められていますが、韓国での店舗展開はどうやらゼロになったもようです。

記事によると、24時間営業に対する規制が強化され、日本型コンビニの展開が難しい状況になった、とあります。必ずしも24時間営業でなければコンビニではない、とは言えませんが、流通のシステムを含めて日本のコンビニはある種の完成形にまで至っているので、24時間営業ができなくなると、根本レベルからの見直しが必要になってくるのでしょう。

で、その投資は見合わない、と判断されたわけです。賢明かもしれません。が、すでに出店しているコンビニってどうなるんでしょうね。その辺が気になります。

ファミリーマートさんは、合弁で約8000店舗を韓国で出店しており、海外店舗約1万3000の60%を占めています。それが無くなるわけですから、出店数は激減するでしょう。しかし、利益面では7億ほどであり、もともと利益貢献度はあまり高くなかったようです。まあ、そうでしょうね。

これで完全に韓国には出店しなくなる、というのではなく、環境を見据えた新しい形も模索されるでしょう。が、それはそれとして、今投資するなら、アジアの別の地域という判断がくだされたのでしょう。

しかし、逆に考えると、アジアの他の地域では日本型コンビニを持ち込めるんでしょうか。その辺りも気になります。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 10:29 * comments(2) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ワタミの縮小、松屋・すき家の牛鍋撤退

二つニュースをご紹介。

ワタミ、人手不足解消へ60店閉鎖 居酒屋の1割(日本経済新聞)


ワタミは27日、運営する居酒屋の1割となる60店を2014年度中に閉店すると発表した。昨年設置した外部の弁護士などによる有識者委員会が店舗の労働環境の改善を指摘していた。今後は閉店した店舗の人員をほかの店舗に振り分けて慢性的な人手不足を解消させる。外食産業では景気回復で人手不足が深刻だが、人手不足解消を理由とした閉鎖は珍しい。


閉店したお店の人員を既存店に振り分けることで、人手不足を解消する狙いがあるようです。ようするに、無理な拡大路線をとってはいけない。というごく当たり前の話ですね。それが成立してしまう業界があるとすれば、むしろ業界の方が不自然な何かを持っている、ということでしょう。


松屋が戦線縮小!牛鍋戦争は早くも終息(東洋経済オンライン)



吉野家ホールディングスが展開する「吉野家」、ゼンショーホールディングスが展開する「すき家」に続いて、鍋メニューの拡大展開を目指していた松屋フーズの「松屋」が“戦線”を縮小しているからだ。


吉野屋が始めた高単価商材の牛鍋を、松屋、すき家が追いかけたものの、結局販売継続には至らず、という形のようです。まあ、オペレーション的な問題があるのでしょう。

非常にシンプルに考えて、最低限の仕事に最適化した環境だと、新しいオペレーションを持ち込むのに高いコストが必要になってきます。高単価商材の投入は、まさにそういうタイプの施策なのです。

ありがちな話なんですが、ある環境に向けた最適化(主にコスト削減)をはかっていると、環境が変化したときにまったく適応できなくなります。短期的な売り上げの動向だけでは、測れないものがあるのです。

あるいは、こういう言い方をしてもいいかもしれません。ある時期の好調な数字には、見えていないコストがあった、と。

もし、経営者がそのことを理解していないとすれば無能ですし、わかっていて見て見ぬ振りしているなら邪悪としか言いようがありません。

本当に少しずつですが、飲食業・小売業で変化が起きているような気がします。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 16:20 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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セブンが、JR西日本の駅ナカへ

ちょっと大きめのニュースです。

セブン、駅ナカにコンビニ500店 JR西と提携(日本経済新聞)


セブン―イレブン・ジャパンは西日本旅客鉄道(JR西日本)と提携し駅構内にコンビニエンスストアを出店する。今夏から順次、約500あるコンビニ・売店を「セブンイレブン」に転換。1日500万人の乗降客が利用する「駅ナカ」を手中に収める。


これまで駅ナカ立地では、ファミリーマートとローソンが一歩先を行っている印象でしたが、JR西日本はセブンを選んだようです。単純に、増える店舗数を数えれば、相当に多い規模の契約と言えるでしょう。

まあ、一極集中になるよりも、ある程度ばらついていた方が市場としては健全な競争が行われるわけなので、それはそれでよいことなのかもしれませんが、「駅ナカ」争いが激化することは間違いないでしょう。

が、しかし、駅ナカの店舗自体は特殊立地なので、比較的安全に経営できます。というか、比較的安全に経営できる立地だから、それを確保するための競争が厳しくなるわけですが。

弁当はともかく、おにぎりやパンは売れるでしょうから、そこが強いセブンはやはり駅ナカでも存在感を示すでしょう。

しかしながら、全体を見渡していると、やはり出遅れているチェーンがありますね・・・。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 09:48 * comments(2) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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増税前の、定番商品のリニューアルが行われているようで

食品やビール各社、増税備え「定番」刷新が加速(産経新聞)


消費税率引き上げを前に、食品業界で主力の定番商品を刷新する動きが相次いでいる。増税によって、消費者の選択基準が一段と厳しくなり「高いシェアの商品しか生き残れない」(飲料大手首脳)との見方が強まっているためだ。増税により「同じ品が値上がりした」との印象を与えないよう、各社とも腐心している。


「高いシェアの商品しか生き残れない」が本当かどうかはわかりませんが、このタイミングでのリニューアルはたしかにアリでしょう。

おそらく食料品では、おそろしく安いPBか、安心して買えるNBかの二択に流れていくでしょうし、そういう流れの中で「安心して買ってもらえるブランド」力を高めていく方向性は必須です。メーカーとしては、PBだけでは利益にならないでしょうし。

リニューアルし、質を高めることで、選んでもらえるNPとしての認知を高める効果が期待できます。またパッケージデザインや、内容量を変えることで、「値上げした」雰囲気を与えない効果もあります。この辺りは、くどくど書くまでもないでしょう。

とはいえ、売り場を管理する方としては、リニューアルが相次ぐと、在庫管理が面倒ではあるのですが、それは仕方ありませんね。

とりあえず、4月1日が迫ってきております。消費動向はいったいどうなることやら・・・。
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Rashita * 小売・流通 * 10:14 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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店長は、スタッフに耳を開いておく

店長ないしオーナーさんが、スタッフとの関係性において心がけたいことが一つあります。

それは「パイプラインをつないでおくこと」。

簡単に言えば、きちんと報告が上がってくる体制にしておくということなんですが、それはシステム設計の話だけではなく、心理的なつながりにおいても言えます。

人間ですから、何かしらミスというのは発生します。その時、

「まあ、いいや。このぐらいのことは言わなくていいだろう」

と思われたら、危ないサインです。逆に、

「まあ、いいや。とりあえず言っておこう」

と思われているなら、OKです。

実際、大きなミスやクレームは、小さいミスの積み重ねということがよくあります。小さいミスの段階で手を打っておけば、状況が悪化するのを避けられた、という事態は多くあるのです。しかし、全ての小さなミスを、店長ひとりがチェックしてまわるわけにはいきません。

結局、行為の当事者たるスタッフからの報告を待つしかないのです。

もしスタッフが、「まあ、いいや。報告しないでおこう」と思ってしまったら、店長は大切な現場の情報を知る機会をうしなったことになります。これは100のうち95ぐらいは問題無いかもしれませんが、のこりの5ぐらいで大きな問題に発展する可能性を生んでいるということです。気をつけた方がよいでしょう。

では、どうすればいいのか。

一つは、当たり前ですがスタッフの話を聞く、ということです。それも面倒くさそうに聞いてはいけません。たとえ忙しくても、きちんと耳を傾ける必要があります。

あと、怒鳴ったりするのもタブー。注意すべきことはきちんと注意すべきですが、怒鳴ることに意味はありません。むしろ、大切な報告が上がってこなくなる可能性があります。怒られたスタッフは、「問題が致命的な事態になるまで」報告を避けようとするかもしれません。結局、やっかいな事態に巻き込まれるのは店長自身なのです。

そういうとき「なんでもっと早く報告しなかったんだ」と怒鳴り声で聞いていたとしたら、まさにその声こそが報告を避けさせていた原因なのです。

別にスタッフと友達感覚で付き合う必要はありませんが、ちょっとしたことでも話せる、という関係を築いておく必要があるでしょう。

スタッフを大切にするというのは、そういうことも含まれると思います。
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Rashita * コンビニ・コンサルタント * 09:47 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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すき家が、既存店の改装へ

もう少しだけすき家さんのネタをフォロー。

すき家、半数の1000店舗を改装 より迅速に商品提供(日本経済新聞)


ゼンショーはこのほど公募増資で267億円を調達した。この一部をすき家の改装に充てる。従業員が動きやすくなるよう厨房のレイアウトを変えたり、最新の調理機器を導入したりする。経年劣化した内装や客席、駐車場も補修する。


既存店のてこ入れは、良い動きだと思います。スタッフが働きやすくなるならなおさらですね。

新規出店すれば、売り上げ高自体は伸びるわけですが、それで数字を作っても、利益そのものが改善されるわけではありません。むしろ、既存店にてこ入れした方が、じんわり効果があるのではないでしょうか。

ただ、こうした動きだけでなく、やはりスタッフの時給をあげる動きも必要でしょう。安すぎる時給で、丁寧な接客を望むのは難しいものがあります。人手不足になってしまえば、接客もやはり雑さが出てきてしまうでしょう。

問題は、そういうお店で高単価商品が売れるのか、ということです。

たんに、「一番安い商品でお腹を一杯にしたい」と思っているお客さんなら、多少接客が雑でも集客できるでしょう(例外はもちろんあります)。

でも、少し高い__いわゆるプチ贅沢な__商品を注文するときに、スタッフの対応が雑だったらどう感じるでしょうか。あんまり注文したくなくなるかもしれません。

何度も書いていることですが、お店は現場のスタッフがその雰囲気を作るわけで、高単価商品を売り込みたいならば、商品開発やCMに力を入れるだけではなく、それを提供するスタッフにも力__というかお金__を投じるべきです。

もし、このままデフレが続くなら「一番安い商品でお腹を一杯にしたい」方針でも、薄利多売でやっていけるかもしれませんが、最近では給料を上げるような企業も出てきているので、そういう人たちからプチ贅沢需要というか、ややインフレ気味な傾向が出てきたら、途端に売り上げが付いてこなくなります。

その辺の動向を見誤ると、大変なことになりそうです。
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Rashita * 小売・流通 * 10:44 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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すき家の人手不足の話題を聞いて

最近、「人材」のニュースがよく出てきます。

牛丼「すき家」店舗が次々と『人手不足閉店』 新メニュー「鍋定食」に従業員が憤慨? ネットに「やってられん!」の声(J-castニュース)

どれぐらい本当なのかはわかりませんが、写真を見る限りは、人手不足で一時的に店舗を閉めているお店があったようです。

一応、その他のサイトでもいくつか紹介されていました。

『すき家』が人手不足で一時閉店の報告が『Twitter』で相次ぐ 2chでは「鍋メニュー注文オフ」の計画も!?(ガジェット通信)


『2ちゃんねる』の「すき家のアルバイト」スレッドでは、先月よりスタートした鍋メニューの仕込みがあまりにも面倒くさいという不満の書き込みが多数見受けられた。中には「もう辞めてやる」「ウチの店みんな辞めた」といったものも。


すき家「地獄のワンオペ」で客ですら同情。店一時閉店も(秒刊SUNDAY)


なぜ突如人手不足になったのかというと「牛すき鍋定食」の手間暇がかかりすぎて店が回らないという状態に追い打ちをかけるかのごとく「ワンオペ」いわゆる店を一人で回す状態に陥っているのだという。


Twitterやら、掲示板の書き込みからのネタですので、これが必ずしも正しいとは限りませんが、たしかに新しく投入された「牛すき鍋定食」はなかなか面倒そうなメニューではあります。お店の人員に体制によっては、店員さんの負荷が大きくなりすぎるようなこともあるのかもしれません。

人手不足になると、一人一人の負担が増え、負担が増えたので辞める人が出てくると、人手不足が加速する。すると、また一人一人の負担が増え……

と悪循環が回っていく構図はあります。すき家さんが、そういう状態になっているのかはわかりませんが、コンビニオーナーも十分に注意しておいた方がよいでしょう。

すき家さんは、増税後、牛丼の値段を値下げされるようですが、はたしてそれで人件費の確保ができるのか若干心配になってきました。

少し前までは、新メニューの投下で牛丼業界にも回復の兆しが見られる、という話が出ていましたが、オペレーションの負担増を全てスタッフが吸収していて、それを人件費に転化させていないことで得られていた利益だったとしたら、それはやっぱりいびつでしょう。

正直、人件費を抑えて利益を上げても、経営者として優れているとは言えないんじゃないかな、と思ったりしないではないです。はい。

ともあれ、人が集まらなければお店は開けないわけで、言葉通りお店はスタッフが作っている、ということを雇う方は肝に銘じておいた方がよいでしょう。


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倉下忠憲 2014-09-28

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岡山県労働委員会が「コンビニ加盟店の店主は労働者である」との判断

これまたすごい判断がでましたね。

労働委 コンビニ店主は労働者(NHKニュース)


大手コンビニエンスストアの加盟店の店主で作る団体が、「セブン‐イレブン・ジャパン」に団体交渉に応じてもらえなかったとして、岡山県労働委員会に救済を申し立てたことについて、労働委員会は「加盟店の店主は労働者である」という判断を示し、団体交渉の申し入れに応じるよう命じました。


事の成り行きは記事にて説明されているので、直接ご覧ください。

ともかく、今回「フランチャイズ契約を結んでいる加盟店の店主は事業者であるものの、セブン‐イレブンのチェーンに組み込まれ、独立性は薄い」→「加盟店の店主は労働者である」という判断が出たもようです。

少し前の言葉を使えば、「名ばかりオーナー」というやつですね。たしかに、ものを売る値段だけでなく、休みの日すら自分で決められないのですから、そう判断されてもしかたないでしょう。

売り上げがあるお店ならば、それほど問題にはなりませんが、客数が少なくて、この時間はもう閉めておいて人件費などの経費を削減させたい、とオーナーが考えていても、お店を開け続けなければいけません。人件費が確保できないような売り上げならば、オーナー自身が働かざるを得ない、ということです。

こういうのは、セブンの命令で働いている労働者とかわりありませんよね、という判断なのでしょう。

人件費がしっかり確保できるならば、人に任せることでオーナー自身の労働を回避できるので、「労働者」には見えないかもしれませんが、売り上げが少なくなってくると、こうしたいびつな形がはっきり露呈してきます。

もちろん、本部側がしっかり立地を選び、サポートも十分にしていれば、あんまり発生しない問題ではあるとは思うのですが、実体はそうはなっていないということなのでしょう。

これでコンビニ業界に激震が走る、ということは、たぶん、ないと思いますが、今後の動向が非常に気になります。
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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マクドナルドは、据え置きと値上げの両方

さて、消費税率アップがどんどん近づいてきていますが、企業ごとで対応はまちまちな様子。

マック、4月から増税分3%を上乗せ 「ハンバーガー」など一部は値下げ


日本マクドナルドは19日、4月の消費税率引き上げに合わせ中心商品のハンバーガーとチーズバーガーを値下げすると発表した。100円均一で販売しているコーヒーなど「100円マック」商品は価格を据え置く一方、それ以外の商品については3%の増税分を上乗せする。


低単価商材は据え置きにしておいて、その他は普通に消費税率の反映、とのこと。バランスがよい対応とは思いますが、どんどんハンバーガーだけ注文する人を増やしていそうな気もします。

まあ、現状のマクドナルド利用者で、100円マック以外の商品(セットなど)を注文している人は、価格弾力性があまり高くないでしょうから、問題無いのかもしれません。

しかし、各コンビニのコーヒーは値段どうなるんでしょうね。わりとその辺りの対応が楽しみではあります。
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Rashita * 小売・流通 * 12:44 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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