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本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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セブンの無料の公衆無線LAN「セブンスポット」、12月1日から

以前にも紹介しましたが、一応もう一度。

セブン&アイ店舗で無料の公衆無線LAN 「セブンスポット」12月1日開始(ITmadiaニュース)


セブン&アイ・ホールディングスは12月1日、セブン-イレブンなど同社グループの店舗で使える無料の無線LANサービス「セブンスポット」を12月1日に始める。

 ノートPCやスマートフォンなど、無線LAN対応機器で利用できる無料のアクセスポイント。利用には会員登録(無料)が必要で、同社グループのネット通販「セブンネットショッピング」の会員IDでも利用可能だ。


スタートは東京都内から。

無料で使えるといっても、いくらでも無制限というわけではなく、一回60分で、一日三回まで。さすがにこういう制限は必要でしょう。

まあ、wifiスポットの提供自体は、珍しい展開ではありません。マクドナルドも似たようなことをやっていますし、ポケモン系の企画と合わせることで、集客率に貢献もしているはずです。

セブンの場合は、これ。

12月8日よりセブンイレブンで『NEWラブプラス』体験版を先行配信!!(週アスPLUS)


 12月8日(木)から12月21日(水)の期間中、サービス実施中のセブンイレブンで『ニンテンドー3DS』を使い、ニンテンドーゾーン(7SPOTで DS)にアクセスすると『NEWラブプラス』の体験版がダウンロードできる。体験版をプレーできる回数は30回まで。「寧々さんに会える!!」とガチ鈴木もよろこんでおります。


ラブプラスの体験版。これで、狙っている客層がうかがい知れますね。まあ、知名度というか影響力としては間違いない選択でしょう。セブンのブランドの方向性と合致しているかどうかは不明ですが。

あと、


“NEWラブプラス スタンプコレクション”に参加できる。スタンプは1日1回押すことができ、同一店舗で5つスタンプを集めると、セブンイレブン店頭でセブンスポット限定特製ステッカーがもらえる。ただし、ステッカーは数量限定だ。


こういうキャンペーンもあるようです。

さて、この企画以降セブンの客層に変化が生まれるのか。それが楽しみです。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 14:09 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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JALUXとサークルKサンクスが業務提携

少し前のプレリリースですが、

JALUXとサークルKサンクス、空港や関連施設などへのコラボ店舗出店などで業務提携(日経プレリリース)


 株式会社JALUX(代表取締役社長:横尾昭信、以下「JALUX」という)と株式会社サークルKサンクス(代表取締役社長:中村元彦、以下「サークルKサンクス」という)は、本日、両社間で業務提携を行うことについて合意いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。


詳しい内容は引用元の記事を参照してもらうとして、ようは最近増えつつある特殊立地への出店、ということでしょう。病院内、官庁施設内、などの立地は競合店舗の恐怖に怯えることなく、一定の客数を確保できるので、商圏としてはなかなか魅力的です。

しかし、空港はそんなに簡単な場所ではありません。

羽田空港にサークルKサンクス新ブランド店−JALUXとのコラボ展開第1弾(羽田経済新聞)


 羽田空港ターミナルではほかのコンビニチェーンがすでに、空港利用者と勤務者のニーズに向けた商品とサービスをそろえる店舗をオリジナル空港ブランドで出店している。


まあ、もともと広い空港ですので、コンビニが出店していてもおかしくはありません。もちろん、出店余地自体はあるでしょうが、特殊立地の良さがフルに発揮されているとは言い難い状況でしょう。

そういう立地的要素意外では、この提携で


 具体的な取扱商品にはJALUXの「空弁」「空パン」ブランド商品の共同開発・販売のほか、両社オリジナルの新「空スイーツ」ブランドの開発にも取り組む。9月にJALUXと日本空港ビルデングが設立した「日本エアポートデリカ」も活用するという。


というような商品の共同開発もあるようです。ただ、これも目新しさや、斬新や、消費者へのアピールという点でみると、それほど魅力的ともあまり感じられません。

両方の、特にサークルKサンクスの業績には大きな影響はないんじゃないかなと思います。


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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ローソン、「けいおん!」特別店舗

ローソンは、特殊店舗にもわりと乗り気です。とあるサッカーチーム仕様した店舗なんかも以前紹介しました。

今回は『けいおん!』です。

USJ前の『けいおん!』ローソン完成キターーー! 注目ポイントはムギちゃんの「S」(ロケットニュース24)

ローソンが丸ごと「けいおん!」仕様に USJ近くの店舗でスタート!(@niftyビジネス)

写真を転載するのは遠慮しておきますが、店舗の様子はロケットニュースの記事から参照できます。

・・・

なんだか、一般客はすごく入りづらそうな感じですね・・・。そうでもないのかな・・・。

12月29日までの期間限定で、その間店内のBGMは全て「けいおん!」の音楽らしいです。

ともかく大阪のUSJの近くらしいので、気になる方はチェックしてみてください。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 10:16 * comments(0) * trackbacks(4)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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年賀はがきの販売の注意

そういえば、コンビニでも年賀はがきの販売が始まっていますね。

そうなると出てくるのが、この手の事件です。

コンビニから年賀はがき盗む…埼玉の男ら2人逮捕(スポニチ)


 山形県警庄内署などは25日、年賀はがきを盗んだとして、窃盗の疑いで自称、住所不定、無職内野孝弘容疑者(47)と、埼玉県上尾市春日、自称会社員渡辺正樹容疑者(29)を逮捕した。2人の逮捕容疑は25日午前3時ごろ、山形県庄内町余目のコンビニ「ローソン庄内余目」店で、年賀はがき1140枚(5万7000円相当)を盗んだ疑い。


はがき1000枚以上。かなりの大荷物だったとは思いますが、きっと陳列ケースごとか、補完していた段ボールごと持って行かれたのでしょう。

商品的には換金しやすい部類にはいってしまうので、管理には十分注意が必要です。

基本的に陳列用のダミーやサンプルがあると思いますので、面倒でもそれを使った方がよいでしょう。もし、ダミーとかが無ければ、カラーコピーなどして自作したほうがよいでしょう、

現物を陳列する場合でも、必要最小限だけにして、売れてから補充という体制を取った方が賢明です。陳列ケースごと持って行かれる事件もあるので、箱を棚に紐で結んでおくなどの処置をしておけば多少被害的にはマシになります。

これは、毎年のように書いていますが、毎年のように被害が出ているので、こりもせず今年も書いておきます。
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Rashita * コンビニ・コンサルタント * 14:33 * comments(1) * trackbacks(1)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ファミマ、「おとなコンビニ研究所」の旗艦店オープン

ファミリーマートさんでは「おとなコンビニ研究所」というのをやっておられますが、その旗艦店が本日オープンされるようです。

ファミリーマート、「おとなコンビニ研究所」のフラッグシップショップ「ファミリーマート代官山店」を開店(日経プレリリース)


 ファミリーマートは、50歳から65歳までのお客さまを「フォーカスターゲット=“おとな”」として位置づけ、新たな“おとな”のライフスタイル・文化を創造すべく、新しい大人のためのネットワーク「club willbe」(以下、クラブ・ウィルビー)の協力のもと「おとなコンビ二研究所」を2010年9月に発足させ、“おとな”文化の、研究、創造、提案を実施しています。
 このたびは、そのノウハウを活用し、“おとな”の好奇心・消費意欲をくすぐる品揃えと、落ち着いた居心地のいい空間で、“おとな”の皆さまに、新しいコンビニエンスストアのスタイルを提案するフラッグシップを開店いたします。



長めに引用しましたが、ようは「大人向けのコンビニ」を作りました、ということですね。

実際の店舗はというと、


 「ファミリーマート代官山店」は、床はムク材のフローリング、壁やカウンター、商品陳列棚、また7席のイートインスペースにも木目を採用し、店舗内装をブラウン系で統一。店内照明もLEDライトとペンダントライト(吊り下げ式の照明)を併用することでやわらかな光を演出し、つい長居をしたくなるような落ち着いた店舗空間を作り出しました。
 “おとな”の皆さまにゆっくりとお買い物をしていただけるよう、細部にまでこだわったことで、代官山 T−SITEのコンセプト“新しい大人への生活提案”と、コンビニエンスストア機能の両立を実現しました。




見ると「もはやコンビニではない」という感じがしますね。

気になってくるのは取扱商品と、平均単価。

品揃えは2600種のアイテム。そのうち700程度は他のファミマでは取り扱っていない「プレミアム」な商品らしいです。

たとえば、高級デザートのスペシャリテ・フレーズ。これが420円。スペシャリテ・宇治だと400円。どちらにせよかなりお高いですね。

その他は、たとえば


 ・日配品・・・国産原料にこだわった生ハム、こだわりの豆腐等。
 ・加工食品・・・有機食材使用の醤油など各種調味料、レトルト食品、パスタ、お茶、コーヒー等。
 ・菓子・・・産地にこだわった珍味、なつかしの菓子からヨーロッパの輸入菓子等。
 ・飲料・・・栄養成分を担保したこだわりの果汁チルド飲料や豆乳、各種飲料を揃え。
 ・酒・・・各国のワイン57種類、ウィスキー14種類から輸入ビール等。
 ・アイス・・・CIAO BELLA GELATOや、グラシオアイスクリーム商品などの輸入アイス。
 ・日用品・・・無添加石鹸、リーディンググラス、各種文房具、高級ティッシュ、高級ペットフード等。
 ・無印良品日用品・・・エイジングケアやオーガニックといったスキンケア商品や、アロマ商品等。


みたいなのがあるようです。

全然コンビニではない感じですね。

通常のコンビニよりも平均客単価は100円以上上になるのではないかなという気がします。もちろん、お客さんが入れば、ということですが。

立地から考えれば、客層にマッチしたコンビニとは言えそうですが、わざわざこのお店に入るのかどうか。その辺は実際の売り上げを見てみないことにはなんともいえませんね。

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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 12:27 * comments(0) * trackbacks(88)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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Facebookページとコンビニのマルチメディア端末を使った販促

企業がソーシャルメディアを活用し始めると、当然それをサポートするための新しいビジネスも生まれてきます。

アライドアーキテクツ、Facebookページでコンビニ引換型サンプリングを可能に(MarkeZin)


 アライドアーキテクツは、Facebookマーケティングプラットフォーム「モニプラファンアプリ」で「コンビニ引換型サンプリング」パッケージプランを開始した。このプランでは、企業のFacebookページで、コンビニ店頭に設置されているマルチメディア端末を利用した店舗引換型のサンプリングキャンペーンを実施することができる。


最近はコンビニのマルチメディア端末でクーポンを発券できるサービスが目立ちますが、それを補完するようなサービスと位置づけられそうです。

まず利用者はFacebookの「モニプラ」というアプリをインストールします。で、その後このキャンペーンを行っている企業のページを「いいね!」する。抽選やらなんやらで当選すれば、発券番号がもらえ、それを持って店舗に行き、マルチメディア端末に番号を入力すると、クーポンがもらえる、という流れです。

一度「モニプラ」をインストールしておけば、ユーザーは後はややこしいことを考える必要はなくなります。後は単に「いいね!」を押すだけなので、楽と言えば楽でしょう。

企業側としては、当然「いいね!」を集める効果がありますし、間のややこしい段階をアウトソーシング可能というメリットもあります。

また、大きな企業が「モニプラ」を使っていれば、当然それを使うユーザーも増え、認知度の低い企業でも「モニプラ」を使っていれば、ユーザーが流れていくるかもしれない、という効果も狙えます。

と、なかなか便利なシステムではあるのですが、あんまり「ソーシャルメディアっぽさ」はないですね。ソーシャルメディアで重要な「共感」という要素がずいぶんと削り取られているような気がします。まあ、一つの施策としては販促効果はあるんでしょうけども。

ちなみに、ファミマさんがのどごし生(500ml六缶パック)を抽選で10000名様にプレゼントというキャンペーンをやっているようです。なかなか太っ腹ですね。

もし、Facebookをやっておられるならば、以下のページで確認できます。

http://apps.facebook.com/monipla/campaign/detail/405

面白いのが、現在の応募者数が見える点です。この記事を書いている時点で、

3824名/10000名

となっています。ということは、抽選をするまでもなく全員当たるということですね。締め切りは12月5日。このペースだと全員当たる感じになりそうですね。

こういうデータが見えてくるところは、なかなか面白いです。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 13:40 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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日本コンビニが中国に進出する中での課題

なかなか面白い記事だったので紹介。

[FT]日系コンビニ各社、中国市場に本格攻勢 (日経新聞)


 日本のコンビニエンスストア各社が、中国市場に本格的に攻勢をかける。急速な都市化で巨大な新市場が生まれつつあると見込んでいるためだ。ただ、当面はサービス精神に欠ける小売り文化や倹約を優先する買い物客にてこずりそうだ。


元記事は英フィナンシャル・タイムズからみたいですね。

中国市場に進出しているコンビニチェーンがはたしてうまくいくのか、というお話です。

人口の規模、今後の経済成長の可能性、この二つの点を考慮すれば、中国は広大な市場を抱えているといってよいでしょう。


 「中国で1万店舗なんて大した数字ではない」。同社の海外事業グループ最高執行責任者(COO)の松山哲人理事執行役員はこう語る。中国の人口は日本の13倍に上り、日本ではいわゆる「コンビニ」はすでに4万4000〜4万5000店舗あると指摘する。


13倍の人口。単純に計算すれば、4万店x13の店舗数の余地があるということになります。
※もちろん、これは単純すぎますが。

国内企業ではローソンが特に意欲的なようで、5年以内に1万店を目指すとのこと。これはかなりハイペースな出店スペースです。ハイペースすぎるのではないか、という気がしないでもないぐらいです。

と、市場規模でみた場合、中国市場はたしかに魅力的な存在なのですが、問題がまったくないかというとそうでもありません。

問題はおおよそ3つ。

一つは、接客などのサービスレベルの維持
二つめは、流通や情報システムの構築
三つ目は、ローカライズ

平均的に見ても、日本のコンビニの接客レベルは高いと言えるでしょう。もちろん、首をかしげたくなるようなお店はありますが、それでも取り立てて時給が高いわけでもないのに、しっかり接客してくれるコンビニは多くあります。これはまあ、そういう文化的な前提があるからでしょう。


 ミニストップ事業戦略本部長の前田昭彦常務取締役は「日本では、従業員は売上金の管理からファストフードの調理まで多くの役割を担うことを期待される。だが中国では1つの作業から始まり、別の作業が増えるたびに賃金を支払うことになる」と話す。「中国では店員がトイレ清掃をしたがらない」とも言う。


こういう状況で、日本のコンビニと同じレベルのサービスを維持するのはかなり難しいんじゃないかと思います。逆に、その難しいことを続けて行けば、日本文化の輸出につながるかもしれませんが。

二つ目はシステム上の問題。流通の体制、あるいは店舗ごとの情報を統括するシステム構築。日本ではまあ珍しく無いでしょうが、コンビニは結構高度なことをやっています。発展が進んでいる都市部では問題ないでしょうが、それ以外の地域ではゼロベースでそれを構築していかなければいけない可能性があり、コスト的に難しい要素もおそらくあるでしょう。
※あと、政府に対する根回しみたいな、ややこしいこともあるでしょうが、その辺は割愛。

最後のポイントが、地域ごとのローカライズ。


さらに、日本のコンビニ各社は中国が日本と違うことを肝に銘じるべきだ。ファミリーマート・チャイナの原田実介副総経理は「日本や台湾のような小規模で同質な市場と異なり、中国は広大で、消費者の好みや購入パターンが都市によってまちまちだ。日本で有効だったビジネス様式を中国に持ち込んでも全く役に立たないだろう」と語る。


基本的に日本のコンビニは全国一律で展開してきました。最近では販売されている商品の味付けを地域ごとで変えるなどの工夫は行われていますが、といっても、「コンビニの形態」そのものはごく普遍的なものになっています。それは、日本国内の文化様式が(沖縄などの地域を除いて)わりと似ているからでしょう。

しかし、広大な中国では、一口に「中国」といっても、けっこういろいろなことが違っていたりします。つまり、「中国向けコンビニ」と表現したところで、それが何を意味しているのかが不明瞭だ、ということです。

地域ごとの特性に合わせたコンビニ展開を行う必要があるでしょう。それを日本のコンビニがどこまで対応できるのか、が課題になってくると思います。

その点で、ローカライズを強調しているローソンは、早くからそういう問題意識を持っていると見てよいでしょう。単一のフォーマット方式では中国でのコンビニ展開はなかなか苦戦を強いられるのではないかと思います。

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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 08:51 * comments(1) * trackbacks(1)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ローソンの、次世代型環境配慮店舗

ローソンが次世代型環境配慮店舗を宮城県に出店するようです。


ローソン/宮城県南三陸町に次世代型環境配慮店舗(流通ニュース)


ローソンは12月1日、宮城県南三陸町に次世代型環境配慮店舗を開店する。

ノンフロン型のCO2冷媒の冷凍冷蔵システムを導入し、店舗全体の電気使用量を約11%、店舗での年間CO2排出量を約9トン削減する。


このノンフロン型のCO2冷媒冷凍冷蔵システムというのが一体どういうものなのかはあまりわかりませんが、電気使用量が11%カットできるというのはなかなかスゴイですね。単純に考えても電気代が安くつくメリットがあります。


軽量鉄骨の利用や外壁のパネル化などにより使用建材を半減と工期を短縮し、出店コストを通常の店舗より低く抑えている。


あと最近は、この「出店コスト」を押さえる試みがさまざまなチェーンで見られますね。Cタイプの店舗が増えてくれば、本部的にもそれに合わせたコスト体質に変身しなければいけないことは確かです。あと、海外向けに出店の数が爆発的に増えてくれば、こういう出店コストを押さえることも、長期的な利益につながってきます。

そう考えると、ますます本部の体力格差というのが大きくなってくるのではないか、と思わないではない今日この頃です。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 10:53 * comments(0) * trackbacks(169)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ユニクロ、新卒一括採用の見直し

コンビニには直接関係ないですが、小売業系ではわりと注目されているので紹介しておきましょう。
ユニクロの採用活動のニュースです。

ユニクロ、新卒一括採用を見直しへ 大学1年で採用も(朝日新聞)


カジュアル衣料最大手のユニクロを展開するファーストリテイリングは、来年にも大学新卒の一括採用を見直す検討に入った。従来の慣行にとらわれない採用方式が、企業に広がる可能性がある。柳井正会長兼社長が朝日新聞のインタビューで明らかにした。


大学新卒の一括採用の見直し。これは大きな方向性の転換といえるでしょう。

年一回の採用を取りやめて、通年にし、選考する学年も問わない、という形式らしいです。つまり一年生からも受け付けています、ということのようです。

たとえば、ということで次のようなパターンが紹介されています。


 具体的には、1年生の時点で採用を決め、在学中は店舗でアルバイトをしてもらい、卒業と同時に店長にするといったコースが想定されるという。


ふむ。

これは大きく二つの視点から考えることができそうです。

一つはユニクロ社内。

単純に考えて、これほど効率良い採用のスタイルはないでしょう。基本的に即戦力の人材が欲しいわけで、それを自前で作ってしまえるわけですからいうことなしです。普通ならば、入社して2〜3年の店舗経験を経て、店長という流れなんでしょうが、その期間を「アルバイト」として使えるのならば、人件費的にはかなり節約になるでしょう。
※まさか社員ほどの給与・待遇を得られる「アルバイト」ではないと思います。

まあ、もともとユニクロには「地域限定正社員制度」があってアルバイトからステップアップで店長という流れも(実際どれぐらいいるかは別として)存在しているので、別段特別なこと、という感じはあまりしません。

頭でっかちな優等生よりも、現場を知っている人間を尊重している、という風に解釈できるかもしれません。よくよく考えれば、私も18歳からコンビニでアルバイトをはじめて23歳で店長になっているわけですから、こういうのと同じ路線だったと言えるかもしれません。

という、側面はとりあえず良いとして、もう一つの側面が気になります。それが、採用活動全体への波及です。

私は「新卒一括採用」は非常に馬鹿げた採用方法だとは思っていますし、そこに変化が起こることは望ましいとも思っています。

このユニクロも、既存の採用方針と合わせてみれば「新卒にこだわらなくなった」という風にも見えますが、逆から見れば、ものすごくはやい「青田買い」という風にも見えます。

まあ、大学一年生で自分の進路を明確に決められる人はそれほど多くないでしょうが、この業界に興味がある人はとりあえずユニクロに応募するかもしれません。どうせ在学中にアルバイトもするでしょうから。

そこで受かってしまえば、大学三年生後半から四年生にかけてのあの「就職活動」から解放される、というのはある意味では学生にもプラスになる面はあるでしょう。在学中の残りの時間は勉強に集中できるわけですから(するかどうかは別として)。

学生にこれが受け入れられたとして「じゃあ、うちもうちも」という風にマネする企業が増えてきたとしたら?結局就職活動が早まるだけでは、という疑念もあります。

ただ、一年生から採用活動を行う場合、企業は何を基準に採用するのか、というのが一つの問題として上がってくるでしょう。なにせ大学時代の成績も出ていないわけですし、活動履歴も出来上がっていません。そういったもので使えるものとしたら、高校までの学歴と、大学の名前だけでしょう。

でもって、そんなものがほとんど役に立たないことはすでに明らかになっています。有名大学に入ってもそこで過ごす四年間で、人は大きく変わってしまう可能性があるわけですから。

もし、「新卒一括採用」から路線転換する場合は、成績うんぬんかんぬんといった数字で評価できる部分とは別の評価軸が必要でしょう。
※もしかしたら新卒採用でも「雰囲気」で採用しているかもしれませんが。

つっこんで書くと長くなりそうなんで、簡単に書きますが、ある意味で採用する側がリスクを取る気持ちがないと、こういう制度転換ってなかなかできないのではないかと思います。

単純にみんながにこにこなれる制度であるかどうかは別として、新卒一括に一石を投じる方向性だと、個人的には思います。

コンビニでも「現場感覚」がかなり重要なんで、似たような制度をはじめると面白いかもしれませんね。



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Rashita * 小売・流通 * 10:35 * comments(1) * trackbacks(164)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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そういえばボジョレ

そういえば、すっかり忘れていましたが木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日でした。

年々話題に上らなくなってきているような気がするんですが、(たぶんきっと)気のせいでしょう。

ボジョレ解禁、愛飲家ら続々 県内の酒店やコンビニ(徳島新聞社)


フランスのボジョレ地方で今年収穫されたブドウで作った新酒「ボジョレ・ヌーボー」が17日午前0時、解禁され、県内の酒店やコンビニなどの店頭に一斉に並んだ。円高ユーロ安の影響で値段が割安な商品もあり、愛飲家が次々と訪れて新酒を買い求めた。


円高ユーロ安で値段が割安というのはあるでしょうね。コンビニではどうかしりませんが、一本500円ぐらいのミニボトルを見かけました。これぐらいの価格だとちょっと飲んでみようかという気になりそうです。

たぶん、コンビニではきっちり売りさばくのが難しい商材だと思うので、もしかしたら取り扱っていない店もいくつかあるかもしれません。ともあれ、週末ともなればコンビニに買いに行く人も少ないかもしれませんね・・・。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 13:30 * comments(0) * trackbacks(1)
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倉下忠憲 2014-09-28

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