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本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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今年も終わりです

コンビニにおいては、大晦日も平常営業の一部というか、変な時間帯に混む日です。人手も集まりにくいうえ、顔なじみ以外のお客さんも来店されるのでトラブルが起きやすい日でもあります。

が、とりあえずは一年の締めということで、今年一年お疲れ様でした。本日勤務の方は頑張ってください。

来年もよろしくお願いします。
Rashita * 雑感 * 16:07 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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2010年12月、サークルkサンクス決算

昨日はサークルKサンクスの決算でした。数字はこんなかんじ。

サークルKサンクス/3-11月の営業利益23.6%増の167億円(流通ニュース)


サークルKサンクスが12月29日に発表した2011年2月期の第3四半期決算によると、売上高1472億2300万円(1.7%減)、営業利益167億 2700万円(23.6%増)、経常利益161億1100万円(22.8%増)、当期利益71億4500万円(35.1%増)となった。チェーン全店売上高は6975億9100万円(1.0%増)。


営業利益が20%以上もアップしていますね。素晴らしい事です。
しかし、なんとなく違和感もあります。こういってはなんですが、ここ最近は取り立てて良い話もなかったサークルKサンクスになぜこれほどの数字がでているのか。

コスト削減のため政策的に自営店の削減を進め自営店売上高が減少したことから売上高は減少したものの、営業利益は、加盟店からの収入増加や本部コストの徹底的な節減による販売費と一般管理費の大幅な削減により、大幅な増益となった。


要するにコストを圧縮したから、ということらしいです。

私の耳に入ってくる話でも、廃棄金額を押さえ込む話やら、人件費圧縮の話がちらほらとあります。

もちろん不必要な経費は削った方がよいでしょうし、また売り上げが厳しい時期だからこそコスト削減に望むという姿勢は評価されてしかるべきです。

特に、かなり無茶な金額の廃棄を出している直営店などは、その方向性を早期に改めた方が良いとは思います。

しかし、「コスト削減ありき」の姿勢が現場にどう伝わっているのか、がやや気にかかります。

必要なのは、使うべき所にお金を使い、押さえるところは押さえる、という判断なはずですが、「とりあえずケチっておけ」という発想が出てくるといよいよヤバイ感じです。

短期的に利益金額の確保につながったとしても、中長期的に良い店作りや、お客さんの信頼、また従業員のモチベーションといった所に弊害が出かねません。これは直営店ばかりではなく、加盟店でも同じ事が言えますが。

この大幅な利益増が、無理なコスト削減ではないことを祈るばかりです。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 09:46 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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利用されるコンビニの比率

この手のランキングはよく見かけるのですが、相変わらず悲惨な結果です。

どこのコンビニを利用したいですか(Business Media 誠)


 あなたはどこのコンビニを利用したいですか? 生活圏に主要コンビニがすべてあったとして答えてもらったところ、「セブン-イレブン」(38.5%)と答えた人が最も多いことが、マイボイスコムの調査で分かった。次いで「ローソン」(18.7%)、「ファミリーマート」(16.0%)、「ミニストップ」(8.3%)と続いた。


「サークルK」と「サンクス」は業界四番手なのに、4位以内にすらはいっていません。ちなみに、「サークルK」は5位で2%。「サンクス」は8位で1.3%。合わせても3.3%とミニストップの半分以下です。

まあアンケートが行われた地域によって大きく結果が変わってしまうだろう事は簡単に予想できますが、それにしても低すぎますね。「特にない」が12.3%なので、最低限これを上回りたいところです。

ちなみに理由のいくつかをのぞいてみると、セブンでは、


 「セブン-イレブン」と答えた人に、その理由を聞いたところ「コンビニの老舗なので、どの商品にも間違いがないと思う。食べ物はすべてコンビニ商品として完成度が高い。買い物以外にもコピー機が最新で使い勝手が良い」(女性37歳)、「イトーヨーカドー系列で安心感があり、個人的にヨーカドーのサービスやセブンネット商品の受け取りなどの利便性もある」(男性56歳)といった声があった。


やはり「イトーヨーカドー」というバックグランドの強さが伺えます。


 このほか「ローソン」と答えた人からは「チケット購入などが簡単にできる」(女性61歳)、「プレミアムデザートシリーズがおいしいから」(女性42 歳)、「ファミリーマート」と答えた人からは「無印良品の商品が置いてあったり、ファミリーマートでしか買えないアイスクリームの銘柄があったりと、オリジナリティを感じる」(女性31歳)などの意見があった。


この二つのチェーンも独自性を確立した上で、それがきっちりと利用者に伝わっているという感じがしますね。片方ではプレミアムデザート、もう片方ではアイスクリームとスイーツの話題がでてきているのが印象的です。

なんだかんだといって、商品開発や企画の独自性というのは、正直に結果に反映されていると思います。やっぱり「サークルKサンクス」ならでは、というのがあまりありませんし、もし合ったとしてもうまくそれがアピールできていない感覚がありますね。

来年は、こういった事に変化がでるとよいのですが。

コンビニ強盗ニュース:


青森でコンビニ強盗未遂(陸奥新報)


青森市羽白字池上のコンビニエンスストア「ローソン青森羽白店」で金を奪おうとしたとして、青森署は27日午前5時58分、同市浪館前田1丁目、無職田中昭源容疑者(44)を強盗未遂の疑いで現行犯逮捕した。犯行時店内には客はおらず、3人の男性店員がいたが、けが人はなかった。


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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 09:04 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ファミマTカードの不正使用

なんかこれ怖いですね。

ファミマTカード、一部停止…米で不正利用か(読売新聞)


 伊藤忠商事やコンビニ大手のファミリーマートなどが出資するクレジットカード会社「ファミマクレジット」(東京都豊島区)は26日、クレジットカード「ファミマTカードクレジット」について、保有者約1000人分のカードが米国内で不正利用された可能性があるとして、24日から一部保有者のカード利用を停止したと発表した。


国内でこういう話はたまに聞きますが、なぜか米国。


同社によると、不正利用は今月、米国内でカードが不自然に使用されるケースが相次いだことから発覚。同社で調べたところ、不正使用の可能性が高いカードは約1000枚に上った。


カードのデータがネット経由で流出したのか、国内で流出したデータをもった人が海外に行ったのか。どちらかはわかりませんが、一応利用者の方には実質的な被害はいかないようなので、とりあえずは一安心です。まあクレジットカードの明細はしっかりチェックしろ、ということですね。
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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年末に向けて確認しておきたい4つの点

いよいよ年末真っ盛りです。

年末に向けての準備はしっかりできているでしょうか。確認すべき点は

1)売り場ができているか
2)シフトの欠員はないか
3)予約商品の受け渡し
4)売り上げデータの保存

といった所です。

1)は、年末から年始にかけての商品。催事で送られてくるようなもの以外にも、パーティー用などの大容量商品や、プレミアム感のある高単価商品などが対象です。クリスマスで大きく動いたまま補充できていないという状況になっていたらまずいので一通りチェックしたほうがよいでしょう。

あと改廃で売り切りたいお菓子なんかをまとめて「福袋」として販売してみてもよいかもしれません。もちろん価格は見切り価格です。

2)に関してはもはや手遅れ感ありますので割愛。

3)はどれだけ注意してもしすぎる事はありません。受け渡しがスムーズに行われないだけでも、クレームの一因となります。こういう些細なことが「おなじみの店」を変えてしまう可能性があるので、しっかりと必要な情報をスタッフが共有できる環境を作っておきましょう。
クリスマスケーキはもう終わりましたが、まだおせちが残っています。加えて恵方寿司の予約が始まっているのならば、予約商品の受け渡しの際にそういったパンフレットと共におすすめしておくのも一手です。普通のお客さんよりは予約してくれる可能性はあるでしょう、

4)は毎年のように書いていますが、年末年始の売り上げデータは必ず保存しておいた方がよいです。なにせ年に一回のイベントなので、次の年になればたいてい忘れています。数字としての販売データと客層の雰囲気や混雑した時間帯などのデータもスタッフの協力を得て残した置けば、次の年にきっと役立ちます。

クリスマスが過ぎても、まだまだ売り上げを作れる時節なので、しっかり頑張ってください。
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Rashita * コンビニ・コンサルタント * 09:49 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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年末年始のプチ贅沢

最近のコンビニではプチ贅沢が単価をあげるキーワードになりつつあります。

コンビニでプチぜいたく あまおうケーキ人気(朝日新聞)


 ローソンが12月14日から期間限定で売り出した「あまおうのデコロールケーキ」(税込み395円)は、高級ブランドである福岡県産のイチゴ「あまおう」を使用。兵庫県加古川市の工場では、製造ラインの速度を通常の半分に落とし、手仕事で丁寧に仕上げている。販売は来年1月3日まで。


クリスマスケーキなんかも、4〜5人用から、1〜2人用に売り上げのシフトが進んでいるお店も多いかと思います。1〜2人用でうれるものは、比較的単価で見ると高い物が多いのも事実。このあたりに安物のケーキしかラインナップがないのはちょっともったいないです。

年末や年始はイベント事が多いので、こういったプチ贅沢で売り込める商品はけっこう多いと思います。

高級アイスやプレミアムビールの販促に「プチ贅沢」というキーワードをいれたPOPを作ってみるのもよいかもしれませんね。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 10:34 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ローソンにもう一つ電気自動車スタンド

そういえば一般向けに電気自動車が発売されているんでしたね。

電気自動車、充電はコンビニで ローソンがスタンドを設置(山陽新聞)


 コンビニエンスストア大手のローソン(東京)は22日、電気自動車(EV)用の急速充電スタンドを岡山市北区厚生町の直営店に設置した。同社店舗では東京、大阪などに続き全国5基目で、中国地方のコンビニでは初という。


ポイントは次の部分。


 午前9時から午後9時まで買い物客に無料で開放。利用者は店員に申し出た後、自分で操作する。約90分で電池容量の80%まで充電できる。投資額は約400万円で、国、岡山県、岡山市が計95万円を補助した。


使える時間は朝9時から夜の9時までの12時間。このあたりは変更されるでしょう。使用量は無料。これは利用者にとってはありがたいところ。問題は充電時間。90分で80%というのは、少々長すぎる感じ。まあ。しばらく駐車してもらってコンビニで買い物してもらう、という思惑につなげやすいかもしれませんが。多少普及しだしてくると「混雑」するかもしれませんね。

投資額が400万。今回の事例では地方自治体からの援助が95万円程度出ていたようで、単純に引き算すると約300万円の投資。正直言って高いです。特に電気自動車自体が普及していない現在では、投資対効果はそれほど見込めないでしょう。しかしながら、こういったスタンドができるからこそ電気自動車の普及が進みやすくなる、ということで積極的に投資していけば、後から帰ってくるリターンは大きいのかもしれません。

このあたりは、短期ではなくて中長期に先を見据えた投資ですので、判断することは難しいですが一つの試みとしては興味深いものです。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 09:23 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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セブンの11月売り上げ

さて、本日はセブンイレブン。

セブン-イレブン/11月の売上6.8%増、既存店3.0%増(流通ニュース)


セブン-イレブンが12月20日に発表した2010年11月度の売上状況、商品動向によると、全店の売上高前年比は6.8%増となった。

既存店ベースの売上高は3.0%増、客数は2.6%増、客単価は0.4%増となった。

11月度は、「近くて便利」なお店をテーマに継続的に取り組んできた新商品・サービスの開発や品揃えの拡充で、米飯・麺類・デリカテッセン等のデイリー商品を中心に順調に推移した。


数字はすごく良いですね。全てアップ。その他コンビニチェーンよりはよい数字がでていると思います。その裏側にはこういう話もあるようです。

インタビュー:来期は営業増益10%以上=セブン&アイHD社長(プレジデントロイター)


 増益の要因としては、廃棄ロスの15%を本部が負担するなど、主力事業であるセブン―イレブン・ジャパンで取り組んできた発注強化策などが、効果を上げている面も大きいという。村田社長は「外部環境の効果よりも、内部改善効果の方が大きい。コンビニの基盤が強くなってきており、来年に向けても効果は持続する」と自信を見せている。


廃棄ロスの負担があれば、発注を積極的に行っているところは、さらに追加で強気の発注をかけられるでしょうし、普段そこそこの発注の店でも、多少強気に出られるというメリットがあります。

この場合の強気とは、単純に単品の量ということもありますが、新商品を「試しに」発注してみるという事も含まれます。

なんといっても、品揃えというのはコンビニの生命線の一つでもありますのでその部分が強化されたのは大きいかなと思います。まあ、もともとロイヤリティ高かったわけですが、その点を差し引いてもこの廃棄ロス負担がもたらしたものは大きいのかな、という印象です。
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ローソンさらに海外出店に力

ローソンがアジアにても勢力拡大です。

シンガポールに事業本部 ローソン、来年4月にも(47NEWS)


 コンビニ大手ローソンの新浪剛史社長は20日、共同通信などのインタビューに応じ、来年4月にもシンガポールに海外事業本部を設置する考えを明らかにした。出店を計画しているインドやインドネシア、ベトナムなど中国以外のアジア地域での事業拡大に備える。


地域リスクを考えても、これらの地域は出店余地だらけですので早期に出店したほうがよいことは間違いないでしょう。もちろん、単に出店するだけではなく、地域の特性に合わせたフォーマットが必要になってくるのも確かです。
そういう意味で、こういった拡大は単にローソンという企業の規模が大きくなる以上に、多様性が増していくという意味合いもあります。国内市場だけの閉じた視点ではなく、開けた考え方からコンビニについて新しいアイデアがでてくるようになるかもしれません。

ローソンは外国人の社員を雇うのにも積極的です。そういえば、こういう記事もありました。

ローソン、ユニクロ、ヤマト運輸…日本の学生では物足りない? 増える外国人留学生採用(産経新聞)


 来春卒業予定の大学生の就職内定率が過去最低(57・6%、10月1日現在)となる中、外国人留学生の大量採用を打ち出す大手企業が目立っている。就職する留学生の出身地は、中国や韓国、タイ、インドネシアなどアジアが中心。母国の事情に詳しく、英語、日本語が話せるなど留学生の能力が高く評価されているようだ。日本の大学生に、企業側が物足りなさを感じている側面も見え隠れする。

こういうのは、企業全体の活性化のためには好材料ですが、社内で働いている人とかこれから社会人になる、という人にとってはけっこうきついだろうな、とも思います。まあそれを楽しんで自分の力に変えていける人にとっては、とても魅力的な職場だとは思いますが。

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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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11月、コンビニと百貨店の売り上げ

コンビニ全社売り上げと、百貨店との比較です。

コンビニはたばこ回復 地方百貨店は苦戦 11月売上高(朝日新聞)


 全国のコンビニエンスストアと百貨店の11月の売上高が20日、それぞれ発表された。コンビニはたばこの売り上げが回復して2カ月ぶりに前年水準を上回ったものの、百貨店は地方が苦戦して2カ月ぶりに前年割れした。


コンビニのほうはどうかというと、


 日本フランチャイズチェーン協会によると、コンビニ主要10社の11月の既存店売上高は前年同月比1.1%増。大きかったのは、値上げで買い控えが起きていたたばこの売り上げの回復だ。10月は各社とも前年より1〜4割ほど減少。その影響は年末まで続くとみていたが、11月はほぼ前年並みまで戻った。値上げ前の買いだめや、値上げを機に禁煙をした人が、想定より少なかったという。


想定よりもたばこ売り上げの回復速度が速かったというのは、全体で見ても言えるようです。禁煙が続かなかった人もけっこういるのではないでしょうか。たばこの売り上げ回復はある程度全社的な動きで、その他の商品の回復・売り上げアップが今後の明暗を分けることになるでしょう。

でもって、百貨店は、


一方、日本百貨店協会によると、全国の百貨店の11月の既存店売上高は0.5%減。10月は2年8カ月ぶりに前年を上回ったものの、前年割れに逆戻りした。東京地区に限れば0.3%増。だが、地方で衣料品が苦戦し、札幌や京都などの地方都市で不振が目立った。外国人観光客への売り上げも、円高や日中関係の悪化が響き、2カ月続けて前年割れした。


こちらは苦戦続き。特に地方が厳しいようです。衣料品はやっぱりユニクロが強いですね。

2011年のコンビニはどういった方向に進んでいくでしょうか。

具体的に想像はできませんが、まずドラッグストアとコンビニの融合店がどのように拡大していくのか。ある程度の規模の店舗であれば、一通りの買い物ができるようになるわけで中型スーパーのすこし小さい物になるでしょう。こういう箱がどの程度売れ行きを伸ばせるのか、そして地方と都市部でどの程度の差が出てくるのかというのが気になるところです。

あとは、複合店舗や特殊店舗の多様化、というのが進んでいくでしょう。これはすでにいくつも話が出てきているので間違いないところです。

最後に、海外出店の加速。これももはや歯止めがきかないばかりか、コンビニ本社の存続にとっては最重要課題と言えるでしょう。

そうなると、既存の「普通のコンビニ」はいったいどうなっていくのだろう、という不安はでてきます。現状国内で苦戦している店舗は、単なるリロケだけでなく、リッチに合わせたフォーマットに変更せざる得ないのかもしれません。もちろん、そこそこの売り上げがある店は、それを維持・拡大していく必要があります。なかなか「目新しい」ものが無くなりつつあるコンビニですが、そういったもの以外のものでアピールしていく必要があるのは、最近のトレンドとまったく変わらないでしょう。
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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 09:57 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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