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本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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レジ袋有料化を考える2

今回は、この有料化の方向性が持つ意味というのを考えていきたいと思う。

リサイクルにかかるコストを誰が負担していくのか、というのがとりあえずの出発点ではあるが、それとはまた別に「環境」について考える良いチャンスではないかと思う。

特にコンビニというのは、「環境」に対してはかなり悪いイメージをたくさん持っている(というか実際に悪い)し、また買物をするお客の多くもあまり「環境」に注意を払っているようにも感じない。

そういう人もいないではないが、割合はそれほど多くはないだろう。

実際、電力消費、そしてごみ問題に関して一般の消費者はどれくらい危機感を持っているのだろうか。まぁ、今は大丈夫だろうとか、そんなのはぜんぜん気にしていない、という人が多いのではないか。

Co2の排出に関してはやはり産業の形を変えていかなければいけないだろうが、ごみ問題は消費者が意識を持っていかないと、今のままでは削減は難しいのではないかと思う。

当然ならが環境に配慮するというのは、通常の商品よりもコストがかかるのが現状である。コストがかかっても「環境」に配慮している商品がきちんと市場で評価されていけば、開発が進み、コストも削減されていくだろう。

その市場の評価というのは、やはり消費者の意識にかかわってくる。

そういう意味でも、日常の買物をする消費者が自ら「環境」について考えるきっかけというものは必要ではないかと思う。

今日以降も続けて考えていくが、コンビニでのレジ袋有料化というのはなかなかハードルが高い。しかしやるだけの価値はあるのではないかと思う。

こうした動きから、環境にやさしいコンビニというコンセプトを打ち出せれば、まだまだこの業界も伸びていくのではないか、とすら感じる。
Rashita * コンビニ * 14:55 * comments(2) * trackbacks(2)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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レジ袋有料化を考える1

今日から、少しずつレジ袋有料化という問題をコンビニの視点から考えていこうと思う。

レジ袋、07年にも有料化 法整備で促進 環境省方針(朝日)

スーパーやコンビニなどで無料配布されているレジ袋が、有料化される見通しとなった。国が有料化のルールをつくり、業界を指導する。年間300億枚が流通しているといわれるレジ袋の使用を控えさせ、増え続けるプラスチックごみの減量化を狙う。金額や仕組みは今後、議論する。環境省は、来年の通常国会に提出する容器包装リサイクル法(容リ法)改正案に盛り込む方針で、早ければ07年春にも実施したい考えだ。

 業界団体によると、レジ袋は、国民1人当たり年間約300枚使われていると推定されている。家庭から出される袋は、容リ法ではプラスチックごみとして分別、再利用されることになっているが、減量化はなかなか進んでいない。そのため、消費者が持参するマイバッグの普及とともに、レジ袋の有料化が必要と判断した。

 同省は、現在検討している容リ法の改正で、レジ袋の無料配布を禁止することも検討したが、「営業の自由」を侵すとの議論もあり難航。そのため、国はレジ袋の削減目標を定め、業界が達成状況を報告、公表するルールを作る。有料化を徹底させるために、業界を指導、勧告し、規制効果を持たせたい考えだ。


とりあえず今日はここまで。
Rashita * コンビニ * 16:38 * comments(0) * trackbacks(1)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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ペプシツイスト 期待のおまけ

今週より、ペプシツイスト、ダイエットペプシツイストに「スターウォーズ」のボトルキャップが付いております。

ペプシのサイト
映画公開の時期と重なることもあり、夏場の炭酸飲料ということもあり、おそらくこけることは無いと思います、積極的に発注を。

ということなんですが、ペプシツイストは良いとして取り扱いが難しいのがダイエットペプシツイスト。
このダイエット系の炭酸飲料は客層によってかなり受けが違うので自店の客層をきちんと分析して発注をかけたほうが吉。
何も考えずに同数発注していると、おそらくダイエットが残る羽目に。

マニアックなコレクターならば、ドリンクの中身を気にせず買っていってくれるだろうが、コンビニは玩具店ではないので、あくまで普段買物に来てくれるお客さんに、楽しんでもらうために展開するべきである。

単純に、炭酸飲料は性別、年代を気にせず受け入れられるが、それがダイエット系だと、脂肪が気に世代がターゲットになってくる。

中年サラリーマン、女性全般、あと最近では20代くらいの男性客も食いつきがある。年齢が低いか、あるいは高すぎるとほとんど見向きもしてもらえない。この辺には注意。

また、スターウォーズだが、これは圧倒的に男性向けである。別に女性が嫌う、というわけではないが支持を集めているとは言いがたい。

現在20代後半から30代後半までの男性ならばほぼ認知されているし、ファン層はそこに集中する。

というわけで、客層がマッチするならばガンガン拡販かけて展開するべきである。当然一段展開が望ましい。

来週も炭酸系の新商品がでてくるので引っ張りすぎには注意だが。
Rashita * 新商品 * 13:40 * comments(0) * trackbacks(1)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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オープンケース

コンビニの商品を陳列するスペースは大別して以下の分類がある。

・オープンケース

・島ゴンドラ

・ウォークイン(リーチイン)

・アイスケース(デュアルケース)

・雑誌ゴンドラ

その他、最近ではホット商材(缶コーヒーなど)やコールド商材を上下で陳列できるようなケースもある。

一般に温度管理が必要な商品は、オープンケースに、常温管理の商品は、島ゴンドラに陳列される。

オープンケースとは扉がなくそのまま商品を手にとって見ることができ、またケースごとに違う温度管理ができる。お弁当やおにぎり、サンドイッチや惣菜などが並んでいるケースである。入り口入って正面にあるパターンが多いが、ローソンなどは変則的な形がある。

そのオープンケースとウォークイン、雑誌ゴンドラに囲まれるようにして、店舗の中に位置しているのが島ゴンドラである。お菓子や雑貨、ドライなどが陳列されている。

ウォークインはドリンクなどが陳列されており、扉があるタイプのケースだ。後ろのスペースに扉を開けて入り補充作業などができることから、ウォークインと呼ばれている。後ろに回りこめないものはリーチインという。
これはアイスケースにも多い。

セブンイレブンだと、通常島ゴンドラがある位置に、アイスケースを配置するなど他チェーンと売り込み方の違いがある。

雑誌ケースはほぼどの店舗でも似たようなスタイル。コミックがどのような扱いなのかが違う点である。

以上を参考に、いろいろなコンビニのレイアウトをチェックしてはいかがか。
Rashita * 語句説明 * 13:00 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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猛暑?冷夏?夏の売り場への対応

もちろんコンビニに限ったことではないが、その夏が猛暑になるのか、それとも冷夏になるのか、でだいぶ営業のカタチが変わってくる。

特に日々の発注がその天気と気温に大きく左右されるコンビニにとっては、猛暑というのは、売り上げの面では非常にありがたい。

逆に梅雨が変に長引くと最悪である。

一般的に気温の高い日の次の日が雨で多少気温が下がるとはっきりと売れ筋の商品が変わってくる。まともに影響を受けるのはFFである。
その日の気温と天気、そしてその次の日の気温と天気をしっかりと読んで発注しなければならない日が何日も続くと、さすがにまいってくる。

が、今年は特に目立った梅雨と呼べるような時期もなく、そのまま夏本番に向けて進んでいきそうな感じである。
このまま気温の上昇に合わせて売り場を作り直していけばよい。

オープンケースでは冷麺を、惣菜はビールのつまみになりそうなものを特に厚めに在庫を持つ。このあたりで廃棄を気にして在庫を抑えているようでは売り上げを作ることは難しい。

ソフトドリンクも、お茶とニア系は売れ筋に関しては通常の1,5倍から2倍近くの在庫を確保しておくべきだろう。ケース売りの可能性も考えてしっかりと在庫を確保すべきである。
また、アイテム数を抑えて、売れ筋のフェースを確保する。
細かいフェースでいろいろ並んでいると、品切れする確立もあがる(冷えていない商品が並んでいる場合も品切れと同じである)

果汁系は通年特に変化をつける必要はない。在庫を切らさなければほぼ問題ない。

問題は炭酸系である。
とにもかくにもこのシーズンはメーカーが様々な商品をぶつけてきていて「売れそう」なアイテムは多数ある。が、先ほども述べたようにこのシーズンは品揃えよりも、きちんと冷たい商品が並んでいるか、の方がはるかに大切である。
定番の、コカコーラ(環境しだいでダイエットも)は必ず押さえるとして、その他ファンタなどの果汁系炭酸、そしてサイダー類。
この3つの分類でアイテムがあれば、プラス1の新商品で十分だ。
リプトンのティーソーダもなかなか売れてくれる。

コーヒー類は、特に目立った動きは無いと思う。
この時期は、アイスコーヒー系が売れるような気がするが、500ml系の商品は目だって売れない。
1lか缶コーヒーの方方が、アイスコーヒー系は売れる。一回で飲むには500mlは少し多すぎるのだろう。

ヘルシアなどの健康系は省略。

夏場で在庫に一番気を使わなければならないのが、アイスである。
常温で管理することはできないので、在庫量陳列方法に必然的に限界がある。まあ、置いておければ売れるとかんがえられるオーナーもおられるかもしれないが、しっかりとした売り場管理があれば確実に売り上げが作れる。

特にスーパーなどでは「ガリガリ君」一個だけ、というのは買物しにくい。
マルチパックでの価格では当然勝負にならないので、小さい買物に小回りを利かせて対応できる売り場にしておくべきである。

これも、ドリンクと同じでアイテム数で勝負するのはやめたほうが無難である。カップ、スティックなどで売れ筋をしっかりと陳列し、品切れをなくすようにする。

お菓子は、動きに変化はあるが、それほど力を入れなくても良い感じがする。扱いが難しいのがチョコレートという店だけ頭に入れておいたほうがいい。

ドライ関連も同様。

ウィダーインゼリーなどのゼリー系はぜひ拡販をかけるべきである。
単に売り場を広げるだけでなく、しっかりとしたアピールをすれば売れ行きは取れると思う。暑ければ暑いほど売れる。しかも結構サイズの割には単価が取れる。

雑貨類に関しては、タオルや下着系は売り場を広げて展開しても良いだろう。その他制汗剤など、夏にしか売れないものをしっかりと販売していく体制をとるべきだが、在庫が残ってしまうと後が大変なので、発注者の腕の見せ所である。

と、まあ暑い夏の売り場についてみてきた。各店舗の立地や環境によって、さらに力を入れるべき点、さほどやらなくて良い点はもちろんあるだろう。

この夏はしっかりと売り上げを作っていきたい。
Rashita * レイアウト * 15:59 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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一日3便体制

一般的なコンビニでは、お弁当やおにぎりは一日3便、つまり朝、昼、夕(夜)の3回に分けて納品されるシステムをとっている。
販売のピークの時間に商品を欠品させないようなシステムであるが、また廃棄を少なくするという役割がある。発注する側は、どの便で何個は注するか頭を悩ませるポイントでもある。
Rashita * 語句説明 * 09:02 * comments(0) * trackbacks(0)
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セブンの廃棄削減への取り組み

セブン−イレブン:コンビニ食品廃棄見直し 9割延命も(毎日)

便利さの一方で大量の食品を廃棄してきたコンビニエンスストア業界に、食品廃棄の無駄を見直す動きが本格化してきた。国内最大手のセブン−イレブン・ジャパン(東京)は25日から、弁当など調理済み商品の鮮度管理を、従来の1日3回から9回に細分化する方式を導入し、これまで最大で、消費期限の7時間前に廃棄していたのを改め、消費期限の2時間前に統一する。業界2位のローソンも、24時間営業の見直しなどで、廃棄量の削減を検討中。消費者からの「もったいない」という声でコンビニ業界が変わりつつある。


セブン−イレブン:解説 「2時間前」に統一(毎日)

コンビニでは一般的に商品に表示されている「賞味」「消費」期限の2〜7時間程度前を「販売」期限とし、その販売期限が来た商品は棚から撤収している。セブン−イレブンの方針は、この販売期限を2時間前に統一するというものだ。

 どの程度、廃棄量が減るか、同社はその予測を明らかにしていないが、同様に「2〜7時間」前に撤収している大手コンビニのチェーン店主は「1割程度の減少になるのでは」と語る。コンビニ各社がセブン−イレブンの決定に足並みをそろえれば、相当なごみの減量となる可能性はある。



さすがは、セブンというところだろうか。
特定のコンビニに力入れをするつもりはないが、こういう方向性を打ち出すこと事態やはり大手という感じがする。
大手チェーンでも、環境、環境といいながら、ごみ拾いぐらいしか(やらないよりはマシだが)できていないチェーンもあることを考えると、この一歩はかなり大きいものになるのではないかなと感じる。

そもそも、第一義的に、コンビニと環境問題というのは真っ向から対立するような存在である。全国4万店ほどのコンビニが、多かれ少なかれ一日中電気をつけ、空調をきかし、有線を流し続けている。

はっきりと試算できるわけではないが、その電力消費量はすさまじいものがある。
また、それと同様に食品の廃棄というものがある。

一日一万程度の廃棄といえば、買い物カゴ2個以上の分量である。
それが、ほぼ毎日廃棄され、ゴミ箱に送られる。

初めてコンビニで働き出したころは、あまりの量に、「もったいないな〜」と痛切に感じたものだが、慣れてくると感覚が麻痺してきて、あぁ今日はこんなものか、と自然に納得してしまう。
銀行員が大量の札束に動じなくなるのに似ている。

ともあれ、実際の販売期間と店頭に並べておける時間というのはどうしても同じにはできない。
お客さんがカゴに入れて、店内を回っているうちに消費期限が切れたというのでは冗談にもならないし、今すぐ食べるとも限らないからだ。
衛生管理上というよりは、トラブルを避けるためという意味合いのほうが強いかもしれない。

セブンでも、2〜7時間のズレがあるということだが、他チェーンでも結構バラバラであろうし、また各店舗によっても統一されているわけではないだろう。

我が店舗でもほぼ2時間前というのが「原則」になっているが、それをきちんと守っているかは、この際触れないでおこう。

コンビニも商売のひとつの体系である。
当然来店するお客さんがいて、店に売るものがあって成立する。
24時間3便体制であるから、当然ロスというものがある。
コンビニで言うロスとは、廃棄ロスとチャンスロスの二つがあり、一般的なオーナーは廃棄ロスを、本部チェーン側はチャンスロスを嫌う傾向がある。

これら二つのロスを最小限にし、売り上げを最大限にするというのが、最適な発注というものだが、毎日そんな完璧な発注をこなせる人間はいない。

「買いたいお客がいるのに商品がない」という状況と「売りたい商品があるのに客がいない」という状況のうち、よりどちらを嫌うかによって大体の発注量が決まってくる。

たとえば、ものすごく話を単純化すると、昨日3個売れたおにぎりがあったときに、今日3個発注するか4個発注するか、という違いが生まれてくるわけである。
で、こういうときに本部側は4個発注しましょうよ、というスタンスが一般的なのだ。

だから、全国規模で、コンビニから恐ろしいまでの廃棄が生まれてくる。

また、お客のほうも、コンビニに行けば買う商品があって当たり前という意識がある。だってそれがコンビニじゃないか、と。

そういう意識をお客が持っていれば、当然コンビに側も商品の持ち量を上げて、廃棄ロスを覚悟しながら日々の発注を行なわなければいけない。
いわば、それがコンビニに定められた宿命ともいえる。

もし、本格的に廃棄を減らすという動きにもっていきたければ、一日6便体制か、あるいは24時間営業をやめるか、しかないと思う。
とくに24時間営業をやめることは、電力消費抑制にもつながり、環境問題と有機的にリンクしていくような気がする。

しかしながら、本部とお客のニーズがあるかぎり、24時間体制は続いていくだろう。

Rashita * コンビニ * 08:56 * comments(0) * trackbacks(1)
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倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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このブログについて

以前までは、適当に雑多な話題を書いておりました当ブログですが、いらん記事をことごとく抹消しまして、なるべくコンビニというテーマに沿った内容でブログを更新して以降と思います。どうぞよろしく。
Rashita * - * 08:22 * comments(0) * trackbacks(0)
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倉下忠憲 2014-09-28

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第3のビールは、もういいからさ。

第3のビール、出荷量の16%に 5月、前月下回る

ビール主要5社が10日発表した5月の出荷量によると、「第3のビール」と呼ばれるビール風飲料が、ビール、発泡酒も含めた総出荷量に占めるシェアは16.1%で、4月の19.4%を下回った。各社は「新規参入による激しい競争が一段落し、当面はこの程度の割合で推移するのではないか」とみている。

これは大変うれしい事態だ。
大体、ビール好きにとって「第3のビール」というのはあまり好ましくない存在である、と勝手に私は思っている。
たとえば、小売店側でもビールに比べて単価が取れないし、企業側もそれは同様だ。
消費者は、確かに安い値段でビールっぽいアルコール飲料が手に入るというのはメリットかもしれないが、その味というのが、だいたい悲惨(言い過ぎか)なものである。

あれが、一般的に「ビール」として認知されているのならば、ビール好きというのはちょっとずつ減っていってしまうかもしれない。

本当に、「うっん、うまい」と思えるようなビールが、ある程度の価格で手にはいる環境が一番良いのだが、低価格商品と差別化のために、やはり高級ビールというのはそれなりの値段になってしまう。

いっそのこと、ビールも発泡酒も酒税を均してしまえば面白いかもしれないね〜。

結局は、消費者がどのようなアイテム、あるいはブランド的価値を求めているか、ということなのだが・・・。

キリンの大々的な「のどごし生」のアピールのおかげで、一時は25%まで行くかと思われた、「第3のビール」であるが、16%に落ち込んだその背景は、「やっぱりビールはビール」という、ある種根強いファンがいるからだ、と信じたいものである。
Rashita * アルコール・タバコ * 13:10 * comments(0) * trackbacks(3)
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