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ドミナント戦略に元オーナーが訴え

セブンイレブン集中出店で閉店に 元オーナーが訴え - 社会 : 日刊スポーツ


セブン−イレブンの集中出店戦略によって客の奪い合いになり、閉店に追い込まれたとして、東京都心部で運営していたオーナーの妻斎藤政代さん(52)が15日、都内で記者会見し「集中出店が私たちを苦しめた。必死に働いたが、セブンの経営戦略の前に個人の力ではどうにもならなかった」と訴えた。


いろいろ話題が多いので、あまり注目されていませんが、24時間営業ではなく、ドミナント戦略に対しての訴えかけがあったようです。まあ、タイミング的には、攻めどきでああります。今ここで火の手があがると、問題がさらにややこしくなるわけですから、攻める方としては好機でしょう。

で、事情の方ですが、


2010年に開店し、当初は好調だったが、13年に近接地に新たにセブンができ、売り上げが激減。今年3月末に閉店した。夫は病気で療養中という。


ということで、そうですね、ひじょ〜〜〜〜〜〜によくある話ですね。コンビニあるあると言ってもいいくらいに。売上げが良い店の商圏内に出店して、全体としてはセブンの売上げは上がっているけども、個店ごとの売上げは下がってしまう。そういうやつです。こういうのがあるから、セブン全体の「売上げ」と、個店の「儲かり」は切り離して検討しなければなりません。

たまに、本部と対立しているお店の近くにわざと新規店舗を(しかも本部直営店を)出店しているなんて噂も聞きますが、さすがにそれは噂だと信じたいところですが、そうでなくても、ドミナント戦略は、個店の売上げを最大化する方向にはまったく向かっていません。それが「共存」という言葉の裏側にあるものです。

で、セブンの回答としては、以下が掲載されています。


セブン&アイ・ホールディングスは「近接地の新規出店については事前に説明し、既存店への影響を調べてフォローしている」としている。


そうですね、「説明」ですね。相談ですらないわけですね。もちろん、拒否権なんて皆無です。本部が自店の近くに新規出店することは、「説明」されて納得しなければいけない事態なわけです。

一応、コンビニ全体としても新規出店は抑制傾向にあるわけですが、逆に言えば、この五万店舗という規模に至るまでには、こういうことが何度も、何度も、何度も起きてきて、「いや、それがコンビニというビジネスだから」みたいに処理されてきたのでしょう。

でも、そういうのもそろそろ無理があるよね、というのが現代の解答なのだと思います。

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