<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< ファミチキのビッグサイズが | main | ファミリマートと書店「多田屋稲毛店」の一体型店舗 >>

セブンのFC店の0.4%が時短要望

セブンの時短実験が始まったわけですが、気になるのは加盟店の動向です。

セブンイレブン、80店が時短要望 全FCの0.4%  :日本経済新聞


セブン―イレブン・ジャパンは21日、営業時間の短縮を求めるフランチャイズチェーン(FC)加盟店が80店あることを明らかにした。全約2万のFC店の0.4%にあたる。3月上旬以降に全店に聞き取りをした。時短を求める店舗に対しては従業員の派遣業者を紹介するなどで終日営業の維持を支援したり、時短営業の実験店としたりすることを検討する。


まず、この時点で、営業時間の短縮を求める加盟店が80店あることが明らかにされました。で、ただそれだけで、以下の記事で紹介されている、「社内で見直しを議論したことはありませんし、加盟店からもそんな声は全く出ていないですね」というのがいかにも軽薄だったか、ということがわかります。

セブン社長が語っていた「24時間営業を止めたいなんて声は出てない」:日経ビジネス電子版



セブン-イレブン・ジャパンの古屋一樹社長が2017年秋に話していた言葉だ。すでに当時、日本国内における人手不足の深刻化が叫ばれるようになっていた。だが古屋社長は「セブンイレブンとして、24時間営業は絶対的に続けるべきと考えています」と語り、その後、こう付け加えもした。「社内で見直しを議論したことはありませんし、加盟店からもそんな声は全く出ていないですね」


たしかに「声」は出ていなかったのかもしれませんが、それは単に聞こうとしていなかったか、抑圧されていただけなのでしょう。そのことが明るみに出ただけでも、十分な意義はあります。

で、現状は0.4%ですが、もちろんこの段階は様子見のオーナーさんがたくさんいらっしゃるでしょう。なにせ、ここで手を挙げたら、どうなるかまったく見えていませんからね。むしろ、この時点で時短を求める声を上げるお店は、そうとうに切羽詰まっているお店ではないかと思います。

で、時短の結果が出て、売上げへの影響も分かり、本部もそのことに対して敵対しない、ということが明らかになれば、手を挙げるオーナーさんはこれよりも増えるでしょう。

でも、それが50%とかになるとはまったく思いません。多くても2割、実際は1割程度かもしれません。だから、セブンが24時間営業をやめたら、日本でまったく深夜に買い物できなくなる、とかそういう事態にはならないでしょう。単に、何件かに一件のコンビニが24時間営業をしていない、というだけのことです。それってぜんぜん不思議なことでも、不自然なことでもないですよね。

で、少なくとも、そういう状況が作れるだけの権利というのがオーナーに認められてしかるべきではないか、というのが今回の話です。なにせ独立した経営主体だと言われているわけですからね。

ただ、最初に紹介した記事では「時短を求める店舗に対しては従業員の派遣業者を紹介するなどで終日営業の維持を支援したり、時短営業の実験店としたりすることを検討する」という、非常に腰の引けた表現が使われているので、実際のところ、どういう対応になってくるのかは現時点ではわかりません。まだまだ推移に注目する必要はありそうです。

JUGEMテーマ:ビジネス



関連するエントリー
Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 11:54 * comments(0) * trackbacks(0)
本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

by G-Tools

スポンサーサイト

スポンサードリンク * - * 11:54 * - * -
本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

by G-Tools

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ