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本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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8%?10%?

まあ、混乱は多いでしょう。

軽減税率を巡りコンビニ業界が混乱へ 店内混雑時は作業が負担に - ライブドアニュース


顧客が店内で飲食せず持ち帰る場合は、酒類を除くすべての飲食料品は8%の軽減税率対象になる。しかし、店内で食べる場合は「外食」となり10%が課される。これは店内に食べる場所を設置する小売店も同様で、レジ前で顧客が持ち帰るかどうかを示すか、店員が顧客に確認するしかない。店内が混む昼食時などは、このような作業が双方の負担となり、混乱を生む。



持ち帰りなら8%、イートイン10%…混乱懸念 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


政府は、「酒類と外食を除く食品全般」と「週2回以上発行し、定期購読されている新聞」で、税率を8%のまま据え置く「軽減税率」の仕組みを導入する。増税による家計の負担を軽くし、消費の落ち込みを抑制する効果があるためだ。


ちゃっかり、新聞が入っているのもなんというかな感じですが、何をどう考えても、販売の現場の話を抜きにした制度ありきの話になってますね。

商品事に適応税率をかえること自体は、レジのシステム的にそれほど難しいことではないと思いますが、持ち帰りと店内消費の違いは、お客さんに聞くしかありません。あと、「肉まんはイートインで食って帰るけど、1Lの牛乳は持ち帰る」とか、もう悲惨なことになりそうです。

となると、イートインコーナーを禁止することで、8%に統一してしまおう、というやり方が出てきますが、客寄せのために設置したスペースを破棄するということは、投資が無駄になる、ということです。あと、カウンターコーヒーの売上げとかにも如実に影響してくるでしょう。でもって、そうしても、酒類は結局10%のままです。

これはコンビニ側の対応がマズイというか、軽減税率の制度自体がガバガバですね。まず消費税アップという御題目があり、それを通すために、いろいろなところからの「意見」を取り入れて調整したら、すさまじく凄まじいことになって、困るのは現場の人間と利用者、という悲惨な構図です。

そもそもこの景気環境で消費税をアップしたら、消費意欲に大打撃があることは十分ありうることだと思うのですが、本当にこれでよいのでしょうか。なんならが外食も8%とかにして、書籍も8&とかにして……と、生活に関わるものは全部8%のままでいいんじゃないかと思わないではない今日この頃です。

JUGEMテーマ:ビジネス



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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 10:34 * comments(0) * trackbacks(0)
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