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人件費とコンビニ

どうしてローソンは人件費が増えてるのか? 決算比較で見えた絶望 - まぐまぐニュース!

タイトルは「絶望」と書かれていますが、人件費が上がっているというのは、そこで働いている人の給料が上がっているわけですから、何ら問題ではないでしょう。それで赤字になっているならともかく、そうでないのならば、今までの給料が低すぎたのではなかったのか、を問題視すべきで、人件費が上がっていることを問題視している限りデフレ的状況からは抜け出せないでしょう。

それはともかく、ローソンとミニストップはビジネスモデルがかなり違うので比較してもほとんど意味がないわけですが、それでも記事中で指摘されている、


私見を述べるならば、これまで主流だったFC事業をメインに据えたビジネスモデルは、そろそろ曲がり角を迎えているように思えます。


という点はたしかにそのとおりでしょう。少なくとも日本国内に限って言えばそういう状況になっています。だからこそ海外展開に力を入れたり、ネット販売に力を入れたり、自動販売機に力を入れ始めているわけです。記事では「直営事業でも十分に経営できる新たな仕組みづくり」と書かれていますが、無論それを現在のコンビニ大手3社の規模で実現することは不可能でしょう。

むしろ日本のコンビニ業界の発展は、地道な商品開発などもありつつ、やっぱり徹底的に人件費を抑えてきたことが要因でしょう。スタッフは安く使えるアルバイト、正社員はオーナーにして、経費と責任を丸投げする。そのようにして、ややこしい部分を本部から切り離すことで、本部自体は安定的に発展していく。こういう構造があったように思います。

そして、行き止まりになっているのは、その構造そのものです。だからといって、船を乗り換えるかというと、すでに存在している既存店が大量にあるわけですから、簡単にはいきません。だから、しばらくは店舗数の増加が進みつつも、どこかでじわりじわりと調整が進み、国内の総店舗数は頭打ちになって、むしろ減少していく流れにならざるを得ないでしょう。そうして、一店舗あたりの平均日販が回復していく。そういう転換がない限りは、オーナーのなり手は今度どんどん見つかりにくくなっていくはずです。

もう一度書きますが、人件費を過度に押さえることでなんとな回っているビジネスはどこか不自然なので、人件費が上がっていくことはむしろ喜ばしいことでしょう。問題はそれにみあう利益が上げられているかどうかです。それが無理になったとき、そのビジネスは衰退していくのでしょう。

JUGEMテーマ:ビジネス



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コメント

>ルブランさん

情報ありがとうございます!
Comment by Rashita @ 2017/11/02 11:37 AM
お疲れ様です
明日テレビ東京
カンブリア宮殿は
ファミリーマート沢田社長が
ゲストです
ソースは番組HPです
Comment by ルブラン @ 2017/11/01 4:53 PM
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