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本を作りました
B00O0H7SGSコンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-09-28

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商品にICタグを付けるのはいいとして

少し前の記事ですが、ちょっと気になっていたのでフォローしておきます。

袋詰めも自動 ローソン無人レジ実証実験の結果  :日本経済新聞



ローソンがICタグを使った無人レジの導入に挑んでいる。コンビニエンスストアの商品の会計や袋詰めを自動化する。2月の実証実験では会計時間の短縮や来店客の増加といった効果を確認した。今秋以降に10店程度で運用を始める。人手不足感が強まるなか、業務の効率化につなげる狙いだが、ICタグの取り扱いなど解決すべき課題も残る。


来店客数の増加、というのは単なる物珍しさ的なものもあるでしょうから無視しておくとして、まず会計時間の短縮があった、というのは喜ばしいことでしょう。通常40秒程度の会計時間が23秒程度まで削減されたようです。まあ、17秒と言ってしまえばそれまでですが、客数が多い店ならその時間は蓄積されますし、回転数にも影響が出てきそうです。

ただしもちろん課題もあって、まずいかにして全商品にタグを付けるのかです。基本的に今は人力でやるしかない以上、となるとスタッフの仕事が増えているのでは疑惑が発生します。製造・配送の段階でなんとかしてもらいたいところですが、それもそれでどこかで誰かがその作業を負担しなければならないことにはかわりありません。

もう一つは、タグの価格で、これは大量生産が進めば、ある程度は緩和されるでしょう。

で、最後の一つが、タグの付けにくい商品の扱いで、その点がどうなっているか知りたかったんですが、記事では詳細は見当たりませんでした。カウンターフーズはコンビニでも売上げ数の多い商品ですし、これをなんとかしないことには完全対応とはいかないわけで、むむむ、という感じです。まあ、そもそもカウンターフーズ自体が、店員がいないと成立しないので、店員に注文する、タグを渡される、レジを通す、その後受け取り、みたいな流れになってくるのでしょうか。となると、結局客数が多いとある程度のスタッフは確保する必要がありそうです。

ともあれ、課題は多いようですが、少なくとも方向性的にはタグ付けに向かって進んでいるようです。これも一つの大きな変化になってくるでしょう。

JUGEMテーマ:ビジネス



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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 10:50 * comments(0) * trackbacks(0)
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