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サークルKサンクスの今後で気になること

ユニーによるサークルKサンクス株のTOBは、業界的にどのぐらいインパクトがあるのでしょうか。面白い視点から分析した記事を紹介しておきます。

サークルKサンクスはユニーで輝くか 「規模の経済」だけでは追えない課題(日経ビジネスオンライン)


 サークルKサンクスが、ユニーの完全子会社となることが決まった。売上高を単純に合算すれば、その規模はローソンやファミリーマートを凌駕する。だがポイントカードの拡大や生鮮食品の販売など、同社が乗り越えるべき課題は多い。


記事で指摘されているのは、ポイントカードの弱さと、生鮮食品の先行きの不透明さです。

このポイントカードの弱さは確かに今後の商品開発やマーケティングに置いてネックになる可能性を秘めています。


 もっとも、十分なカード会員数を確保できなければ、その効果は限られる。各社が顧客に発行しているポイントカードを比較すると、セブン&アイ・ホールディングスのナナコは1612万件の発行件数がある。ローソンが加入するポンタの会員数は4000万人を突破している。一方でサークルKサンクスが発行するカルワザの会員数は123万人にすぎない。ちなみにユニーは独自の会員カード、「UCSカード」を発行している。だが、その発行枚数は321万枚程度なので、サークルKサンクスのカルワザと合わせてもナナコやポンタに遠く及ばない。


ポンタであれば、他業種との共通ポイントになっており、利用者側からみたメリットも非常に高くなります。多く使ってもらえれば、消費者の生のデータが集まることになり、今後の戦略を考える上で大きな力になることでしょう。

ローソンさんはPOSよりも、こうしたポイントカードから集まるデータに注力していくようです。売り場管理という視点で見た場合POSデータは確かに役立つのですが、もう少し大きな視点から商品施策を行う場合POSデータでは不足しているものがたくさんあります。

そして、企業の一つ一つの施策の確実性や新規性はこうしたデータによって如実に差が出てくるのではないか、と思います。

以前、サークルKサンクスのTOBの際に、単純に規模拡大によるメリットしか言うことがないのだろうか、みたいなことを書きました。もし、こうしたデータの収集にもっと力を入れる、というような方向性が打ち出されれば、個人的には「新しい動きに期待できます」と言えるのですが、どうも、そういうことはなさそうです。規模を拡大すれば、それだけでOK的な発想では、結局どこにもたどり着けないのではないか、という気がします。

まあ、そういうことを嘆いていてもしかたがないので、現場は現場でできるかぎり売り上げを作ることに注力して行かざるを得ないですね。
JUGEMテーマ:ビジネス


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Rashita * コンビニ業界ウォッチ * 17:00 * comments(0) * trackbacks(0)
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