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多機能化するコンビニ

am/pm「進化形コンビニ」、今月から首都圏に(日経)

レックス・ホールディングス傘下のコンビニエンスストア、エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)は今月から、首都圏で新型コンビニの出店に乗り出す。業界で初めてDVDレンタル併設店や、化粧品、パンストなど女性向け商品に絞り込んだ店を出す。来年それぞれ50店前後を計画。飽和気味のコンビニ市場に新たな客層を呼び込む狙い。 (07:00)


本文をすべて引用してしまったが、am/pmも新しいコンビニの形を模索しているということだろう。ローソンなども健康志向の「ナチュラルローソン」や100円均一と生鮮食品の「LAWSON STORE 100」などの新しいフォーマットを展開している。しかし、最大手のセブンは同一フォーマットでの展開をしているのみである。ただりセブンは同一フォーマットでもかなり形の違う店舗は多い。現在新規で作られる店舗は駐車場、店内ともに広く、「バリヤフリー」や「快適に買い物」が実現されている。
そのあたりは本部ごとで戦略が違うということもあるだろうし、「コンビニ」として目指している姿が違うとも考えられる。

さて、そのam/pmだが、100円均一と生鮮の「FoodStyle」、無人コンビニの「オートマチック・スーパー・デリス」など様々なフォーマットを作っている。既存のコンビニになかった機能という視点で作られているこれらのフォーマットは確かに目新しく、利用者にとっても便利なものは多い。が、それは既存のコンビニとはやはり違うものである。
am/pmが利益を上げるかどうかというのは、コンビニを経営している人にはほとんど関係のない話である。

私が一番興味を持つのは、「これからのコンビニの形」である。
それはより様々なサービスを併設して、多機能になっていくものなのか。それともそれとはまた違った視点で何かを提供していくべきなのか。
少なくとも言えることは、ただものを売っていれば良いという時代はもう終わりを告げている。
しかし、様々なサービスを詰め込んでいくだけでは、オペレーションが複雑になり、経営者の負担になるだけである。多機能化というのはわかりやすい差別化であるが、その分他のチェーンの追従があれば、サービスがあるのが当たり前になってくる。
結局は、値下げ競争と同様にどこまでも多機能化していかなければいけないということになってしまう。現状もそれに近いものがあるかもしれない。

それに加え、いろいろなサービスが収益性を持つのなら良いが、現状のサービスの手数料というのはそれほどの利益にならない。
客集めというのが主な目的である以上それは仕方がないことかもしれないが、あまりその路線を追い続けていくのもどうかなと思う。

多機能化以外の方向性は存在しないのだろうか。
企業側からの提供だけでなく、消費者が参加できるような店舗の形というものは存在し得ないのか。

とりあえず、消費者が求めるコンビニの形というものがどういったものかはわからないが、やはり本部がきちんとした形を示していくということはこれから大切になってくるだろうと思う。どこもかしこも同じやり方ということにはならないだろう。

もし、自分が経営者になるとすれば、ローソンとam/pmというフォーマットはきっと選ばないだろうな、と思う。まああくまで個人的な意見にすぎないが。

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From mikarin @ 2005/12/03 5:22 PM
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