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新業種についてちょっと考えてみた

以前から紹介している、ローソンとマツキヨの新業態の出店に向けて具体的な動きが出てきている。

ローソン、マツモトキヨシ/ヘルスケアの新業態店舗100店目指す(流通ニュース)

ローソンとマツモトキヨシホールディングスは4月16日、ヘルスケア志向の新業態店舗開発・運営の合弁会社を設立すると発表した。

新業態店舗は、今年度上期中に関東圏で1号店を開設し、年度中に計5店舗を出店する。2012年度までの3年間で100店舗の出店を目指す。


ローソンの公式ウェブサイトに会社設立の目的が記されている。
http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/detail_1825.html


 高齢化社会を背景に、美や健康意識の高まり、商品に対するこだわりなど、お客様ニーズは多様化しており、その対応を求められています。 この様な環境下において、マツモトキヨシホールディングスの持つ医薬品・化粧品のノウハウ、ローソンの持つ食品・各種サービスのノウハウ等、両社独自の専門領域である商品やサービスを融合し、お客様ニーズや市場環境を取り入れた独自の業態を開発することで新規顧客の獲得と、事業領域の拡大を図ってまいります。
 両社がこれまで培ってきた専門領域での様々なノウハウを結集し利便性・健康志向を兼ね備えた新たな業態を展開いたします。
 なお、新業態店舗は、今年度上期中に関東圏で1号店を開設し、今年度中に計5店舗を出店いたします。次年度以降は新会社による出店戦略に基づき、2012年度までの3ヵ年で約100店舗の出店を予定しております。


多様化するお客様のニーズに対応するために、小売業の業態も多様化していく。言うほど簡単ではないが、理想的な方法だろうと思う。特に変化が致命的な場合は、対応できなければ既存の業態は行き詰まってしまうことは目に見ている。

早期からこの動きを打ち出していたローソンは先見性と実行力があると評しても問題ないだろう。

どんな店になるのか


単に店舗面積を広げて、コンビニとドラックストアの商品を並べる、というのでは「新業態」とは呼べないだろう。特に最近のドラックストアはかなりコンビニチックになっているので、そういう単純な足し算の業態では差別化にはならない。

むしろそれぞれの業種が持っている「魅力」を一から見つめ直し、その複合にどのような新しい「魅力」を生み出すことができるのか、と言うことから考える必要がある。おそろしく面倒な作業ではあるが、新しい業態を本気で作りたいと考えるならば必要なことだろう。

コンビニの魅力


コンビニがコンビニとして持っている魅力は

「24時間営業」
「ワンストップ・ショッピング」
「買い物にかかる所用時間が短い」
「近所にある」

という3つのポイントだろう。「24時間営業」と「近所にある」という点は、営業形態や出店立地の問題であり店舗の中身を考える上でそれほど大きな要素にはならない。

じっくりと見直すべきは、「ワンストップ・ショッピング」と「買い物にかかる所用時間が短い」という二点だろう。この二点が品揃えと店舗の敷地面積の広がりによってどのように変化するかを考える必要がある。

ドラッグ・ストア


同様にドラッグストアの魅力を考えてみると

「医薬品を扱っている」
「日用品の品揃えが豊富」
「定価販売ではない」

となるだろうか。それぞれが重要な要素である。コンビニにこれらの要素を加えると、一体どのような形の店舗が生まれ得るだろうか。

品揃えありき


当然「医薬品」の取り扱いは必須なわけだが、それをどのぐらい重要な位置づけとして扱うか。まずそれが考慮しなければならない要素だ。あくまで「おまけ」的に置いておくのか、それともそれを目当てで来店するお客さんを狙うような「メインコンテンツ」にするのか。これによって全体の品揃えが大きく変わってくるはずだ。

それはそのまま「日用雑貨」の品揃えにも影響してくるだろう。当然そこから目標とされる「平均単価」が決まり、どのくらいの「安売り」をするのか、あるいはしないのか、という事も導かれてくる。

つまり、まず最初に固めておくべき点は「品揃え」だ。それはそのまま「ターゲットとなる客層」を想定することにも繋がる。ターゲットとなる客層が決まれば「ワンストップショッピング」として何を提供していけば良いのかということも見えてくるだろうし、自ずと理想的な動線も見えてくるのではないかと思う。

こういう事を考え出せばきりがないので、今日はこの辺で切り上げるが、新しい業態について考えるのは非常に面白い。それは常に「何を売りたいか」ではなく「自分がお客さんならばどのような店ならば使いたいか」を考える作業だ。それは普通のコンビニの店作りにおいても欠かせない視点であると思う。
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